静流河深

今日は3月11日から49日目です。
宮城県内では四十九日の祈りが捧げられました。
僕も静かに黙祷しました。

49日目。あの凄い状況に見舞われたにも関わらず、
もう水や電気のありがたみを忘れかけている人もいるなか、
改めて忘れないようにしたいと思います。


隣町まで来た電気の灯りを、まだ電気の来ない家で見つめたとき、
そのとき感じた寂しい気持ちは忘れませんが、同時に、
妬んではいけない、恨んではいけない、と自分に言い聞かせました。
人間そうあるべきではないでしょうか。

たぶん、海外の苦しい生活状況にあった人々のなかには、
日本人のことをそういう思いで観ていた人もいるのではないかと思います。
いまは僕らがその立場になっているということではないでしょうか。

考えが大きく変わる人もいると思いますが、やはり、
良い方向に変わらないとその人自身も回りの人も良くならないと思います。

負の感情が募ることがやがて重い事態を生んできたことは、
歴史が語ってきたことですし、映画や本でも語られてきたこと。
それをわすれずにいたいと思います。

さて、このYoutube動画が素敵ですね。
震災KYと戦う毎日のなかでこういう粋な心意気は元気がでます。
ありがたいことです。