震災から立ち上がる。仙台駅2011年04月15日 22時44分33秒

4月14日。

腎臓の薬をもらいに病院に行ったので、帰りに仙台駅近辺の様子を。
病院の駐車場は地震の影響で縮小されているので車ではなく地下鉄で通院。
その地下鉄の完全復旧はまだで、始発駅から5つ目の台原からしか乗れません。

それでも地下鉄に乗ると人々の会話も日常の風景も取戻しており、
しかし、街を歩くと本格的に修復を始めたビルをよく見かける様になり、
忘れかけ引き戻されを心は繰り返しています。

まっすぐ仙台駅に向っても良かったのですが、
それよりも先に名掛丁アーケード内に行きました。

アーケード内は人通りも多くお店も開店しているところが多いですね。
二階以上や地下の部分はどうか分かりかねましたが、
見た目にはいつもの賑わいを取戻しつつあるようです。

震災前と変わっているのはやはり、「がんばろう」など、
復興の合言葉がどこからも聞こえてくることです。
お店の前で呼び込みを行っている光景もいつもより多かった様に思えます。

そして、桜井薬局セントラルホールのビルの前に来て驚いた。
ビル全体が工事シートに覆われてしまっていた!
古いビルではあったものの、なんとここまでになっているとは。
ただ、地下の飲食店や薬局は開店していまして、
映画館の再開が待たれるところとなっていました。
予定では4月29日より、再開予定とのことです。

皆さん、まずはGWまでに第一段階は立ち上がろうとしている様です。
それまでにどうか強い余震がありませんように。


仙台駅は駅構内には入れる様になり、東口西口を接続する自由通路も通行可能。
しかし、外壁はこの様にシートに覆われ、クレーンが忙しく動き、
見た目には一ヶ月前よりも包帯にぐるぐる巻きにされた様な印象です。

仙台駅の一押しスポットのひとつ、ステンドグラス前は照明が少なくなっており、
改札の前ではあるもののちょっと静かな雰囲気になっていました。
まだ頭上に注意が必要な場所などは柵で立ち入り禁止になっています。

二階部分の新幹線フロアはみどりの窓口のみ入れる状態。
ただ今急ピッチで復旧を急いでいます。
本当に工事の皆様、ありがとうございます。

ただちょっと暗めなのはこの周辺だけでして、
駅のなかにある食品店や飲食店はほぼ復活、品揃えもずいぶん回復しています。
何よりもスイーツ関連の豊富なことと言ったら!
一階も二階も北側は甘い香りが漂って実にわんだほー。

さらに、スイーツがあるところ女子ありというもので女子率が高い!
スイーツ男子はどこかに消えたのかそれどころではないのか?
仙台駅にこんなにピチピチギャル(亀仙人かい)がいましたっけという風景。

名産品コーナーはそれに比べると若干、どころか閑散。
やっぱり入ってくる観光客または県外へ出ていくのどちらも不足してるのか。
蒲鉾は思ったよりも並んでいるものの、工場がダメージを負ったところもあり、
エスパルの地下街では石巻の白謙がやはり再開はしていませんでした。

僕らがまず食べよう、それも復興の一歩だ!
交通が回復して県外のみんなが宮城の玄関口についたらどうぞと勧めよう。
仙台にも良いスイーツありまっせー。蒲鉾も色々あんだからー。
東日本全体のためにがんばんべー。


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