声が聞こえる2011年04月10日 23時22分52秒

ACの目論む、日本"一億総ぽぽぽぽ~ん"計画。(嘘)

ACのCMのなかで最近流れ始めた新しい震災応援CMで、
"この人、誰?"という人が2人出ていたので調べてみたら、
EXILEのHIROさんと、m-floのVERBALさんでした。

我が家はそっちの方面の音楽にはとんと疎いものですから、
スポーツ選手?将棋かしら?もしや素人さんかも?
などと言いたい放題でした。失礼致しました。

VERBALさんといえば、「R246 STORY」という
実にトホホなオムニバス映画の中で健闘した短篇を作っているので、
記憶の片隅に残っていたのですが、あんな眼鏡をかけたところなど、
見たことがなかったものですから、全然気づきませんでした。
なお、「R246 STORY」を見てもちっとも元気はでないと思います。

まあ、総じて不評なACのCMでありまして「放送しすぎ!」と苦情殺到、
(出演者本人に直接抗議が行くなどという見当違いな抗議もあった様ですが)
ですが、こちら宮城県でも、もう正直ウンザリ飽きています。

とくに、ぽぽぽぽーんです(^^;)。
今では、脳天気なことを言っている人のことを指して
「この"ぽぽぽぽーん"めが!」と言っている様な始末です。
子供向けかもしれませんが、子供は特に飽きるのが早いです。

あまり過剰に放送し過ぎると、せっかく著名人が心を籠めたメッセージが、
記号の様に温もりが消えて空虚に通り過ぎるだけになってしまいます。
(元々、ACのCMにはそんな言葉が多いと感じますが。)
もう少し考えてはいかがでしょうか。というより少し考えればわかるはず。

ところで、これだけの面子を一挙に集わせるならば、
サントリーの「上を向いて歩こう」の様に、他の企業・団体で良いのですが、
仮面ライダー、ウルトラマン、スーパー戦隊などを大集合させて、
「日本を守るぞ!」と言って頂ければ、僕などは少し嬉しくなりそうです。
しかも、権利の問題は超えて集まっていただければね。
ただ、子供はやっぱりすぐに飽きてしまいますけどね。


しかしながら、こういった応援メッセージはAC以外でも、
色々な方々のメッセージが国内外から届いていることは確かで、
例えば「kizuna311」に寄せられたメッセージのなかで(ACではない)、
僕などは"クリント・イーストウッドからの手紙"というだけで、
思わず涙がこぼれてしまうのでした。

僕は「ヒア アフター」を良い映画だと思っていますよ!


もちろん、著名人との差など無く、
皆様の応援は等しく心に染みています。
ありがとうございます。

コメント

_ 高田直哉 ― 2011年04月12日 23時53分22秒

東日本大震災の後、テレビで流れるCMはACジャパン(旧公共広告機構)ばかりで、ACジャパンには抗議が殺到したといいます。自分自身もほとんどうんざり飽きています。
「ぽぽぽぽーん」というのは「あいさつの魔法。」で、実は震災以前の2010年に制作されていたそうです。
「あいさつの魔法。」のほかに過去のACジャパンのCMで印象に残っているのは「もったいないお化け」です。

_ 河永 ― 2011年04月13日 01時21分04秒

>高田直哉さん

他の地域でもまだ流れているんですよねー。
3月中だけかなと期待(?)もしていたのですが、相変わらずです。

無意識に、3・11直後の記憶と関連付けられているようで、
正直、流れるだけで頭がくらくらするときもあります。
あちらは被災者を思ってのことかもしれませんが、
「もういいよ」と言っている"被災地の声"を考えて欲しいです。

しかし何度も聞いてその様に鬱陶しく感じるのは、
何故かACのCMだけなのです(- - ;。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crystallog.asablo.jp/blog/2011/04/10/5797586/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Loading