静流河深

3月19日のことですが仕事が休みだったので、
例によって映画鑑賞に。

この日はとても暖かい日で、なんと気温は20度超え。
翌日以降はまた涼しくなっていますが、
もう新しい季節はすぐそこまで来ていますな。

そんな新たな旅立ちへ進もうとする時には
やっぱり原点に帰ろうかな、ということで、
仙台フォーラムで鑑賞したのではなかったのですが、
わざわざ「ni vu ni CONNU cafe」へ行きました。

やっぱり色々と節目に来るなら、
私の一番のお気に入りであるここしかない。


そしてそういう時に注文するメニューは決まっています。
「子羊のクスクス」と「ジャスミンティー」です。


クスクスのスープにはゴロゴロとした肉と野菜が入っています。
でもとても柔らかく煮込んでいてリズムが崩れない。


標準的にはナスが入るのですが、蕪の季節になっていました。
ああ、やはり新しい時が始まっていますな。
香辛料を入れると凄く良い香になるのですよ。
人生を惹きたてるのもスパイスですな、なんてね。


クスクス粒とは、硬質小麦の一種である
デュラム小麦の粗挽粉に水を含ませ、
調理後の大きさが1mm大の小さな粒になるように
丸めてそぼろ状に調整したものである。
（ウィキペディアより）
それ自体はほとんど味の無い粉粒。


これをスープにヒタヒタにしていただく、
なんとも素朴でほっとする家庭料理です。


あまりに気温が暖かいので、ジャスミンティーはアイスにしました。
黄金色や陽光に照らされて綺麗な色。

気づけはもう3月も終わり。
もう一つの年明け、年度も変わっていよいよ新しい時へ。
さてさて、どんなことが待っているやら。
この最近では一番過ごしやすい日のように、
いいことがあればいいですな。


久しぶりにテイクアウトの「フランスかりんとう」。
程よい甘さと渋みがお気に入り。
かじりながら映画を反芻したり思考に耽るのが好き。
今年もお世話になります。