13日2009年03月13日 23時54分51秒

今日は何の日でしょう。
ホワイトデーの前日なんて、
甘っちょろいことを言ってはいけません。

そんなバカッポーがキャンプ場でジェイソンに惨殺される
悪魔の13日の金曜日でございますよ。
先月2月もあったというのに!
その日、2月13日の方ではマイケル・ベイ製作の
リメイク版「13日の金曜日」が公開されました。
しかも11月にも13日の金曜日はあるんですって。
だからリメイク版の公開も2009年にしたんだとか。


ちなみに、映画の設定で描かれる13日の金曜日は、
不吉な日と言うだけで、宗教・魔術的な関連は特にありません。

今ではジェイソンといえば「ボーン・アイデンティー」以降の
ジェイソン・ボーンですが、やはり私の世代は
ジェイソンは殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズ。
ホッケーマスクがトレードマークですが、
武器は何か?は人によって違うようで、
チェーンソーだったりアイスピックとかツルハシだったり。
いろいろ他の映画が混ざっている気がします。


もはや残虐描写のアイコンと化している現在ですが、
実は戦慄の恐怖を味わうのは、2作目までで、
以降は被害者の目玉が「ビヨヨ~ン!」という音を
「本当にその効果音」をつけて飛び出したり、
顔を壁に叩きつけたらその形に壁の向こうが盛り上がったり。
とにかくギャグとしか思えないような描写で
全く恐怖も緊張も欠片も無いのであります。
何故かホッケーマスクを初めて着用する3作目からおかしくなる。
あなたも中期以降の作品を観れば全然怖くないはず。
むしろ抱腹絶倒かもしれない。

もっとも、本当に襲ってきたら何作目でも怖いですが。

あ、レンタル店で探す時は題名に注意。
PART4、PART5、PART9は、その表記はタイトルになく、
4=「完結編」、5=「新」、9=「ジェイソンの命日」なのでご注意。
なお、10作目は「ジェイソンX」です。

※上記訂正
DVDを観たら「4」「5」は書いてありました
メディア化の際に追記?ちなみに「5」は原題には有。

あと、パロディで「12日の木曜日」「14日の土曜日」という
タイトルの映画があります。どうでもいいですね。
私も馬鹿らしくて観たことがありません。
というか、もう発見できないと思います。


ところで、ジェイソンはわりと最後は湖に沈むのですが、
確か1986年の6作目の方で、鎖でぐるぐる巻きにされて
重りを付けられて沈められます。
水底で動かなくなったジェイソンにカメラが寄っていき、
・・・そこで、くわっ!と。ジェイソンが動き出す!
鎖を引きちぎろうと必死にもがくジェイソン。
その絵にエンディングテロップが重なっていく・・・。
これはなかなか鬼気迫る場面。

これと同じような場面が日本映画に。

1991年の「ゴジラVSキングギドラ」のラスト。
メカキングギドラの腹部のマシンハンドにて拘束されて、
熱線で反撃するも海底深く沈んでいくゴジラ。
戦いが終わり、皆がそれぞれの場所に帰還した後。
水底で動かなくなったゴジラにカメラが寄っていき、
・・・そこで、くわっ!目が開き。ゴジラが動き出す!
水中で吠えるゴジラ。
その絵にエンディングテロップが重なっていく・・・。
これもなかなか迫力の名場面。


監督の大森一樹は「13日の金曜日 PART6」を観たのだろうか?


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