映画への愛をこめて/宇都宮の夜 49ers2010年10月24日 23時56分30秒

時はまだ22日の夜のこと。
大谷から帰った我々はぽんちょ君の馴染みのお店
「麦酒倶楽部 49ers」にて飲むことにしました。

いきなり蛇足ですが「大谷」は「おおや」と読みます。
僕は「おおたに」と読んでいて観光案内所で驚愕した次第。

さて、飲むことにしましたもなにも、宇都宮に行く前からの決定事項です。
過去の宇都宮訪問ですっかりこちらのお店が気に入ってしまった僕が
夕食はここでと決めてぽんちょ君にお願いしたのです。

いや、夕食はここでというよりもこちらのお店に行くことが
第一の目的なのかもしれませんというくらいです。
なにしろ取ったホテルはお店の向かいの通りにあったほどですから。

およそ2年ぶりにマスターとの念願の再会を果たし、カウンターで乾杯。
ご健勝の様でなによりでした。


湯豆腐とジャンボソーセージを肴に。
もう冷奴から湯豆腐が美味しい季節へと移行してきましたね。

こちらは49ers版トマト鍋です。本当に真っ赤!
辛くはないですがチゲ鍋のように見えます。
鍋を二つ食べると大谷で使ったエネルギーも充填されてきました。

そして我々の活動力であり酒を美味くする肴は映画談義です。
デヴィット・クローネンバーグもとい、クローネンブルグを開けて。
「エクスペンタブルズ」からスティーブンセガール、
アメリカンニューシネマ、マックイーン、ニコルソン、
荒野の七人と七人の侍、2001年宇宙の旅、アカデミー賞、LOST等々、
映画が好きなマスターも交えて話題は尽きません。

そうしているうちにカウンターにはお店の常連さんが集まり、
ぽんちょ君のはからいで僕も混ざって旅先の出会いに乾杯です。
良いお店には良い人が集まる、真理の空間です。
誕生日を迎えられた方もいてパーティにもなりましたよ。
僕もこの場に集った幸福を祝い楽しき夜は更けていくのでした。

この度もよき夜になりましたことを感謝します。
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