富谷町「十三夜祭り 魂のふるさと」 ~氏神一番現る!2010年10月09日 23時57分46秒

昨日の記事は月にちなんだ萩の月の話題ですが、
今日は名月を連想させるお祭り、黒川郡富谷町の十三夜祭の模様を。

魂のふるさとといえば平沢進なのですが。それはさておき。
曇りの御天気に関わらず町は賑わっています。
小学校近くの公園をメイン舞台に町の商店の軒先に屋台がならんで、
ぶらぶら流しながら遊んでいくことができます。

富谷町は奥州街道の宿場通りになっていたところで、
今は小さな通りにも豪商のお屋敷や史跡跡が結構あります。
こちらのお屋敷も内ヶ崎家という名家の別邸で、
お庭を見学することができました。



これは庭園に良い具合に置かれている石臼。
どんどん塩が吹いてくる昔話がありましたね。


さらに通りを行くとちんどんやさんの3人組と出会いました。
お祭りでも見かけにくくなった今、懐かしいですねえ。

魚屋さんでは巨大マグロの解体ショーです。
目玉まで食べられますよ!


こんなタイムスリップ品も並んでいました。
真空管を買おうか真剣に悩みます。
ルパンのじっちゃんの宝物だったっけなあ。


しんまち公園の屋台で何か変わったものはないかー!!
と探すとありましたB級グルメ「せんべい汁」。
青森の食べ物がナゼ!?という疑問はさておき、
せんべいってこんなにふにふにになるのか・・・
というとろけ具合で食してみればあんれま!美味い!
煎餅がもちもちしてきりたんぽの様な味わい。

舞台ではロックから日本伝統芸能など多彩な披露が行われ、
16時過ぎにランタン点灯式が始まりました。
ランタンの灯りはこのお祭りのメインの一つで、
その種火は神社の神主さんより運ばれ、この舞台で分けられて、
富谷町内の各所に散らばり、ランタンの光のアートを作るのだそうです。

点灯式が終わると、「十三夜 月の音舞い」が始まりました。
昨年より創作された舞いだということですが、長く続いた雰囲気を纏うのは
月の明かりと祭囃子の神秘性がそうさせるのでしょうか。

夜の部、ピアニスト&シンセサイザー奏者の高橋泉さんの演奏です。
日が沈み夜に変わる頃合でもあり幻想的な雰囲気が漂います。
ここでご登場するのが。

出ました!カブキロックス氏神一番!!
しかも、「虹の都」での登場です!ああ、生で聞けて感無量です。
紙吹雪などパフォーマンスもしかとやってくださいました。



20周年記念盤の「大江戸 恋町 華の町」を歌い上げ、
締めはデビュー「お江戸-O・E・DO-」。
いやあ、トークもノってて良かったですねえ。
舞台を降りると凄く腰の低いシャイな人だったんですけど(笑)。
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