萩の月、萩の調2010年10月08日 23時53分19秒

久し振りに「萩の月」を買いました。
萩の月は通常、貰うものであることが圧倒的に多いのですが、
自分で食べるために買うというのは少ないのでは。

萩の月は宮城県の老舗菓子店・菓匠三全が昭和54年から販売している、
私とほぼ同い年な(←それは言わなくともいい)、
カスタードクリームをふんわ~りカステラで包みこんだ丸いお菓子です。
なお、薄黄色が「萩の月」、薄茶色が「萩の調」といいます。
萩の調はチョコレートクリームです。


中秋の「名月」の時期に咲く「萩」、という
二つのキーワードを合わせ名づけられたという、
宮城県では知らない人はいないほどの有名お菓子ですね。
なんでも「20世紀を代表するお土産」で全国で3位になったのだとか。

久し振りに食べた萩の月は子供の頃よりも、
一回り小さくなってかわいくなったような?
それは自分の体が大きくなったからなのでしょうか。
かつてよりも甘さ控えめのあっさり風味になった気もします。
前より美味しく感じられましたのは、嗜好も変わったのでしょうか。
いやいやそれもあるでしょうけど、菓匠三全さんの飽くなき追求ですね。

昔、田舎のお祖父ちゃんの家に行くとほぼ必ず頂き物の萩の月がありました。
あと、何故か"東京から帰郷した"おじさんがお土産に
買って来たことがあった気がします(笑)。
そんなお菓子の想い出に。

県外の方はもちろん、宮城の皆様も地元のお土産を意外と食べないのでは?
牛タンは少々高いですけど、萩の月はお求め安い小分けもあるので、
たまにお求めしてみてはいかがでしょうか。

皆さんは冷やす派?そのまま派?
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