私とスパロボ ~SS「スーパーロボット大戦F 完結編」2011年06月10日 23時20分07秒

セガサターンソフト「スーパーロボット大戦F」。
1997年9月25日に発売。

当時、シリーズ最高傑作の期待を寄せられその発売を待望された作品は、
発売直前になって、ファンを悶絶させることになります。

「どうやら、容量が入りきらないので二本に分かれるらしいぞ。」
最初はそんな噂レベルの話だったような気がします。

そして、雑誌紙面上の「スーパーロボット大戦F 完結編」の発表を見て、
その内容を読んだときの僕らの複雑な想いと言ったら。

真・ゲッター、νガンダムやZZガンダム等々の後継機体や、
ガンバスターやイデオンなどの新規参戦作品の強力機体が、
軒並み完結編までおあずけ状態となり、もちろんストーリーは完結せず。
そして、完結編は「今冬発売予定」とだけの発表。
期待、よりも「そんな殺生な」という想いが勝ったのは僕だけではありますまい。

加えて「F」をプレイしたときの印象は、結構長いわりに、
強力ユニットが少なめでフラストレーションが溜まったことも事実。

ああ、早く発売してくれ、頼むから。
そう毎週毎週ゲーム雑誌を祈るように読んでいました。

前例はいろいろあるのかもしれませんが、1本ではできないから2本にした、
というのは僕の人生では始めての経験だったと思います。
クエンティン・タランティーノの「キル・ビル」よりもずっと前です。

「今冬」と言われれば、誰もが来年の2月までだろうと考えるはず。
しかし、最終的に決定した発売日は、1998年4月23日でした。
作品自体も長い戦いだったけれども、待つのも長い戦いだった・・・。


「F」の予約特典にて神谷明さんや石川賢さんのインタビューが収録される様に、
スパロボもこの頃になると、原作に纏わる人々や声優さんと直接関わることにより、
ゲームとは別の流れを作り出すようになっていきます。

水木一郎アニキがゲーム誌に登場してきたのもこの頃だったと思いますし、
「ガンダムW」の頃からの声優ブームもまた絡み合ってきて、
スパロボ関連のガチャガチャやゲーセンプライズ商品も展開を始めた頃。
現在のスパロボワールドの第二の創世が始まりつつあったと思います。

そんななかから生まれたもののひとつがこのシングルCD。
んま、懐かしい形。マキシシングルじゃないですよ。
水木一郎兄貴が吼える、「スーパーロボット大戦F」イメージソング、
「熱き血が勇気に ~ロボットジェネレーション賛歌~」と、
このとき初登場したマジンカイザーのテーマソング「マジンカイザー」!

惜しくもゲーム中では流れませんでしたが、この歌にこめられた熱き魂は、
先行する「熱風!疾風!サイバスター」や「TIME TO COME」と一味違った、
力強き鋼鉄の魂、として耳に焼きついたのでした。
(その後、あまり目立たない様な気もしますが。復活を是非!)


もうひとつ、僕らのなかで気がかりだったのは「F」というのが「ファイナル」
という意味なのではないか?つまり、スパロボシリーズもこれで最後なのか?
と推測する向きもあったことです。

この当時と現在のシリーズの発展は比較になりませんが、当時はこの「F」が、
全てを結集したような超集大成作品の様に扱われたものですし、
また、5作も6作も続いたら普通はシリーズは終わるもの、
と通例の様に考えられていたものでした。
その心配はもはやなんだったのだろうというぐらい多くの作品が生まれました。

この「F」および「F完結編」の後、シリーズはしばらくの充電期間に入ります。
移植・リメイク、新規プラットフォームでの展開等々、
それはまた、次回のお話で。

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