アニソンからの灯 ~田中公平先生仙台チャリティライブ2011年07月21日 23時17分01秒


7月16日の夜は、こちらのブログで告知していた通り、
仙台のカフェ・モーツアルト アトリエにて18:45より
作曲家の田中公平先生のチャリティトーク&ライブイベントのお手伝いでした。
石巻から直接会場に向いましたが、この日は六魂祭…。

市内は大混乱の大渋滞で駐車場を探すところか車で移動するのもままならず。
八乙女で駐車して地下鉄を使うべきだったと思ってももう遅い。
多少そんな混乱もあったものの、主催者も到着しイベントは着々と準備を開始。
田中先生のお人柄が大変ありがたかったです…。

モーツアルト アトリエは広瀬川流れる米ヶ袋を見下ろす高低差のある土地に立つ、
外の景色が木々に囲まれたアンティークな香り漂う落ち着いた空間。
店内に40~50席程のイスを用意し、ピアノを設置すると小ホールの様になります。

当初は立ち見で100人を見越した予定でしたがその半数でした。
でも2時間でみんな座れてよかったじゃない、とは田中先生の御言葉。
またまたありがたかったです。

この空間で奏でられた曲は、ワンピース「ウィーアー」、
超電子バイオマンの「バイオロボの歌」などメジャーからマイナーまで。
普段は僕らはもちろん原曲を聞いているものですが、
ピアノアレンジはまた一味も二味も違った味わいになるものです。
それも田中先生の生声で聞かせていただけるのですから、
その印象は一層深いものになります。

もうひとつの魅力は軽快なトークですね。
ご本人としては本業の曲の方を、としたいところかと思いますが、
面白いトークは面白いものと広めていかなければなりません。

ノリ過ぎて、あるときは、現状を憂う想いが強くなりちょっと危ない方向へ、
そんなときもありますが、トークを楽しみにする人のなかにはそういう
ちょっとここだけの話、というのを期待しているものでして。

10年ぐらい前に神谷明さんが地元の大学祭にゲストで来られたときも、
そんなことがあったように思えますが、現代はツィッターやユーストリーム時代で、
リアルタイム中継されることもあり人によっては妙な歯止めを利かすときもありますが、
公平先生のお話はかなり面白いものでした(そんな言い方すらオコガマシイか?)。

お話の内容だけではなくそのテクニックと計算そして"姿勢"はトークの場に出る人、
プロ、アマチュアを問わず、一度は聞いておくと得るものがたくさんあると思います。
そう、テレビで見ているときは天性の感覚を強く感じられたものですが、
近い距離でその雰囲気に触れるとそれだけではなくあの笑顔が、
恐ろしいほどの"努力"と計算にも裏付けられているようにも感じるのです。
オモシロ可笑しい話の中にも考えさせられる話を盛り込み、
みんなが納得するのもそれがなければなかなかできません。

その後、貴重なお話を山ほどお聞きすることができ、
僕もこれからすべきだと思うこともまた考える機会になったと思います。
この機会を与えられたことに感謝します。
田中先生思いのほか背が高かったことにも驚きましたけど。

そしてご来場頂きました全てのお客様に御礼を申し上げます。


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<カフェ モーツアルト アトリエ>
公式ブログ:http://mozartatelier.jugem.jp/
■住所  :宮城県仙台市青葉区米ヶ袋1-1-13 B1F
■営業時間:12:00 ~22:00
■定休日 :年中無休
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とっときの一枚。会場にはなんと、菅野よう子先生からのお花が!
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