やはり、生きるためには必要 ~菓匠三全 「仙臺バウム」2011年07月02日 23時26分25秒

宮城の老舗お菓子屋さん、菓匠三全さんの「仙臺バウム」を買いました。
4号ホールケーキぐらいのサイズの大きなバウムクーヘンです。

そんじょそこらのバウムクーヘンと違いますよ、お客さん。
化粧箱に入ってるところからして普通のバウムではありませんが。

コンビニ等で安く売っているバウムはボソッとしていますが、
菓匠三全さんのこのバウムは切り分けのナイフを入れたときにもう違います。
スッと入って食べればしっとり上品な口当たり。
一番外側になっている砂糖の層のさっくり食感が良いアクセントです。

菓匠三全さんの工場は宮城県の大河原の工場だけなのだそうで、
内陸部のため震災直後の被害は比較的少なかったそうです。
その後の4月の大余震ではかなり苦労されたそうですが、
連携する力で止めることなくなんとか踏ん張ったそうです。

菓匠三全さんは避難所に萩の月を始め、多くのお菓子を提供したとのことで、
避難している皆さんがお菓子を食べてほっとした顔を忘れられないと仰っていました。
今は、そんな安心した気持ちに少しでもなって頂ける様にお菓子を作られているそうです。

僕も震災から3~4日後ぐらいに、おはぎを食べたときに、
甘いものがこんなに良いものだったのかと深く感じました。
お菓子は生命を繋ぐために最低限必要なものではないとも思います。
しかし、食べたときに生きていて良かったと実感できることは確かです。
これからも応援していきます。

そんな折、7月30日には「エクレール/お菓子放浪記」が、
いよいよ宮城県で公開開始となります。
まさに、この映画の体験を僕らはしてきたと言っても良い特別な作品です。
菓匠三全さんも映画に協賛しています。


■エクレール/お菓子放浪記
 http://www.eclair-okashi.com/
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