3年後のこと2011年06月09日 23時43分22秒

何度目かのことですが、腎臓の病気の経過観察のための通院日です。

震災から約三ヶ月。
当初は緊急体制下にあった病院も現在は通常の体制を取戻しています。

震災の記憶を刻んでいるのは、避難所との間を行き来する、
通院用のバスの時刻表などの掲示物であったり、
ダメージを受けて約半分になった駐車スペースなどになりました。

あの、倒れてきたら病棟を直撃すると言われた煙突はどうなったのでしょうか。


さて、その病院というのは仙台市立病院なのですが、
耐震のことを考えての移転計画が震災前から進められていました。
移転先は、長町の新開発が進められている広大な土地、あすと長町。

HPには、新仙台市立病院に関する実施設計イメージ図と、
新仙台市立病院パンフレットのPDFデータが掲載されており、
作成日はそれぞれ平成23年3月、平成23年5月となっている。

http://hospital.city.sendai.jp/info/shin-hospital.html

3月の作成は震災前のような気もするのですが、
5月に作成されているものもあるとなると、
この移転計画は中断されることなく継続されるということなのか。

移転地のすぐ近くの区画には現在、仮設住宅が建てられていて、
主に荒浜地区の人達が生活を始めているということです。
平成26年までにそれがどうなっているかはわかりませんが、
仮設住宅の人々にも遠隔地の人々にも安心できる病院であれば良いと思います。

入院していたときにお世話になった大部屋仲間の人達、
病院の職員さん達は大丈夫だろうかと、ときどき思い出しております。
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