やっぱり俳優だ! ― 2007年04月05日 23時12分25秒

大作映画は長期間上映するので後回しになることが多いです。
3月と4月の間にちょっと間が空いたのでその隙に。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を鑑賞。
モンゴル大帝国を築いたチンギス・ハーンの生涯を描いた
森村誠一原作の小説を角川映画として構想27年で映画化。
父と母の出会いから始まり、テムジン(チンギス・ハーン)誕生。
彼は父の死と部族の崩壊から不屈の闘志で立ち上がり、
友の裏切りや息子への愛憎、最愛の女性への想いを経て
モンゴル統一を目指して闘い続ける。
なぜ日本人キャストで外国の偉人伝を?という疑問は、
遥か昔、勝新太郎らが出演した、やはり日本人ばかりの
「秦・始皇帝」や「釈迦」といった今では謎の映画を
思い浮かべて、早々にまあいいかとします。
構想27年、制作費30億円、オールモンゴルロケ。
モンゴル軍兵士5000人による騎馬隊とエキストラ5万人。
モンゴル大平原の、大陸の空と大地に抱かれ
壮大なドラマを予感させます。
と、そんな巨額の投資を木っ端微塵に打砕くのはやはり人間です。
若手俳優陣のセリフが結構な棒読みでございます。
さすがに反町隆史はそんなことは無いものの、
菊川玲や袴田吉彦あたりは目も当てられません。
監督・澤井信一郎はそれを何故そのままにしたのか?
また、俳優達は何故それ以上の向上を望まないのか?
様々な疑問を抱きながらつい、こっくり。
昔「めぞん一刻(実写版)」を撮ったことまで引っ張り出してしまいますぞ?
モンゴルのプレミア試写では大絶賛だったそうですが、
日本語が分からなかったから気にならなかったのかも?
練られた構成よりも大掛りな衣装よりも美しい映像よりも、
何より映画に大切なのは監督と役者のあくなき挑戦と
改めて実感させられた一作でありました。
3月と4月の間にちょっと間が空いたのでその隙に。
「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を鑑賞。
モンゴル大帝国を築いたチンギス・ハーンの生涯を描いた
森村誠一原作の小説を角川映画として構想27年で映画化。
父と母の出会いから始まり、テムジン(チンギス・ハーン)誕生。
彼は父の死と部族の崩壊から不屈の闘志で立ち上がり、
友の裏切りや息子への愛憎、最愛の女性への想いを経て
モンゴル統一を目指して闘い続ける。
なぜ日本人キャストで外国の偉人伝を?という疑問は、
遥か昔、勝新太郎らが出演した、やはり日本人ばかりの
「秦・始皇帝」や「釈迦」といった今では謎の映画を
思い浮かべて、早々にまあいいかとします。
構想27年、制作費30億円、オールモンゴルロケ。
モンゴル軍兵士5000人による騎馬隊とエキストラ5万人。
モンゴル大平原の、大陸の空と大地に抱かれ
壮大なドラマを予感させます。
と、そんな巨額の投資を木っ端微塵に打砕くのはやはり人間です。
若手俳優陣のセリフが結構な棒読みでございます。
さすがに反町隆史はそんなことは無いものの、
菊川玲や袴田吉彦あたりは目も当てられません。
監督・澤井信一郎はそれを何故そのままにしたのか?
また、俳優達は何故それ以上の向上を望まないのか?
様々な疑問を抱きながらつい、こっくり。
昔「めぞん一刻(実写版)」を撮ったことまで引っ張り出してしまいますぞ?
モンゴルのプレミア試写では大絶賛だったそうですが、
日本語が分からなかったから気にならなかったのかも?
練られた構成よりも大掛りな衣装よりも美しい映像よりも、
何より映画に大切なのは監督と役者のあくなき挑戦と
改めて実感させられた一作でありました。
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