仙台通りのカフェ2008年11月02日 22時56分15秒

気づいてみれば3、4日ぐらい前は新月だったようで、
ちょっとカラダもココロも?な面があったのはそのせいでしょうか。
それがこれから満月に向かって月が満ちていくので
たぶんだんだんよくなっていくと思われる。

というのは話半分に聞いてくれて良いですけどね。
別にアブナイ話をしようと言うわけではないので。


予告通り仙台古本市の会場の一つ「火星の庭」に出没しました。
今回の古本市はこの火星の庭と、以前このブログでも紹介した、
「古本とコーヒーあります」の「マゼラン」と、
青葉区一番町の「stock gallery&atelier」(まだ行ったことがありません)
の3店舗で、市民の提供する古本が販売されるもの。

「火星の庭」

http://www.kaseinoniwa.com/

愛宕上杉通のCATVが角にある交差点をアエル方面に曲がると、
パン屋「カスクルート」の左隣にあるブックカフェ。
看板は遠目には分かりづらいのでそのパン屋を目印に。

存在は数年前から知っていましたがちょっと行きにくいので
そのままになっていたところ丁度良いイベントがあったので、
念願かなって拝見することができました。

本とカフェの関係は珍しいことではありませんが、
その両方が売り物となると両立が難しいもの。
ですが、ここは入ると直ぐに良いバランス・良い雰囲気と感じました。
初めての古本屋では棚を隅から隅まで眺める私ですが、
なかなかディープなものがあります。
それでいてブックオフなどとは違い、
物の価値を相応に分かった値段がふられていると思います。

そしてカフェスペースは思ったよりゆったり目の8人収容。
なんちゃって的なところは微塵も無く、
メニューも一般のカフェと十分競う種類が並びます。
入ったときから店内に漂っていた香辛料の香に誘われ、
オリジナルのセイロンカレーを頂きました。
ひよこ豆とレンズ豆のココナツカレーで、
肉無しのベジタブルですが辛味濃厚で美味い!
食事だけのために来ても全然大丈夫。


さて、その店内で気になった本が「仙台のカフェ」という
プレスアートのS-stye臨時増刊号。
以前、職場の仲間のタマさんから聞いた雑誌ですが
ここで現物を初めて読みました。

似たようなテーマの雑誌は最近DCの影響もあって何冊か
推されていますが、これが一番「行ってみたくなる」と思います。
いつも前を通っていてどんな店内か気になっていたけれど
結構渋い雰囲気のようだったりと発見は多かったです。
ポップなのよりもアンティークが多いのも私好み。
行きやすいところが多いので何個か実地見分に行きましょう。
もちろん資料として購入致しましたよ。


ところで、どの情報誌を読んでも、
我が心のマイフェイバリット・カフェにして、仙台で一番のカフェ、
「ni vu ni CONNU cafe」が掲載されていないようです。
ブログ等の口コミで来る人も多いみたいですし、
ライターの耳にも当然入っていると思いますが、
もしかして敢えて断っているのでしょうか。

これまでにタウン情報に載っていたときも、
当時公開されていた映画にちなんだ限定メニューの紹介、
ぐらいのものであの店がピンで紹介されているのを
見たことがありません。

でも名前の意味がそもそも「ひっそりと」というような意味なので、
大々的に紹介されない方が良いですね。
いつも静かにそこにある。そんな神秘性に私も惹かれるのですから。
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