ファーストフードの話2008年11月12日 23時01分31秒

昨日、何年かぶりにマ○クで食事をしたら、
なんかその後に具合がよろしくなく、眩暈やら冷やせがでました。
別にマ○クが原因かはわかりませんけどね。
珍しく早く寝て久しぶりに10時間ぐらい寝ましたけど、
今日もちょっとエネルギーゲージが黄色ライン。

でも職場の皆と話していると緑ラインに回復。
やっぱり人と笑いあうのが一番の回復薬と実感。
そういうのは大事にしていかなくちゃね。

職場では「身体がカフェ体質になっていて、
ファーストフードを受け付けなくなったんじゃないの?」
と突っ込まれましたが、そうかもしれないなあ。
近くにあっても、遠くのカフェまで行ってますもの。

ダブルチーズバーガーとフライドポテトに紅茶のホットだったけど、
以前もポテトを一度に食べきるのは辛かったですからね。


さて、そんなファーストフード絡みの映画が最近レンタル開始。
「ファーストフード・ネイション」についてのこと。
監督は「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・サンセット」等の
リチャード・リンクレイター。

ハンバーガーチェーン「ミッキーズ」の食肉工場で、
大腸菌混入事件が発覚したために、
マーケティング部長が工場の安全基準の実態を調査する
やや企業サスペンス風のパートと、
その工場で低賃金や保険等の安全保障の無い不安、
さらには上司のセクハラ・パワハラ、不法就労などに
怯えながら劣悪な衛生環境の中で働く労働者の悲哀。
また、ところ変わりバーガーショップのルーチンワークと
これまた低賃金と職場の云々に悩むことも忘れた希望無きバイト。
そしてグリ○ンピ○スのような高らかに崇高に理念を唱えても、
全く空回りするばかりの自称・革命家の環境保護グループ。

シナリオは大きく上記のように分かれて進みます。
これが脚本として上手く相互作用で伏線となればよかったのですが、
同じファーストフードを取り巻く問題として描いてはいるものの、
映画のストーリーとしては関連性が薄く、散漫になった印象があります。
巨大企業の変わらぬ体質と、搾取される側の悲しみに終わる
ラストも、痛烈とまでのパンチ力が無いので残念。

しかし、興味深い内容ではあり、一個のハンバーガーについて
一考するようにはなると思いますので是非是非ご覧あれ。
基本的にはコメディで、ポテトの油のように重たくはありません。
カメオで世界一運の無い男、ブルース・ウィリスも笑える役で登場。

これでハンバーガーを食べたくは無くなったものの、
問題は企業体質や倫理観の問題でもあるので、
食べなきゃ良いというものでもないんですけどね。

この作品を見たら「スーパー・サイズ・ミー」も見ることをお勧め。
こちらは本当にファーストフードを食べたくなくなります。


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