桜舞う絹の道2006年04月28日 21時58分05秒

桜は綺麗ですねー。
県民の森に登ってきました。

桜咲く県民の森は始めて登りました。これは岩切城跡の方です。
下から見上げていても綺麗でしたが、
上に登ればご覧のように空が桜満開。
桜のIT革命やー!!(←誰やねん)

まだ桜散り際こそ美しい、という時期ではなく、
満開を愛でるのには丁度良い頃合ですね。
この土日が一番良いのではないでしょうか。
お弁当を広げている人も結構いましたよ。

空も青々と良い眺めになりました。
以前に車で通過したときは雪が残る曇り空の日暮れ時でしたから、
「おいおい~、オラどこにいっちまうんだよ~」と
心細くもなりましたが、綺麗な時に来れば全然印象が違うものですな。
城が朽ちても桜咲き桜散り桜舞う。

百年経てばその意味わかる!(by寺山修司)
それは桜じゃなかったけど。



さて、これは実は寄り道でして、本命は
多賀城の東北歴史博物館へ「シルクロード展」を観に行ったのです。

こちらも初めて行った施設なのですが、まー立派です。
仙台市博物館が負けてるかも、と思えるくらい。
周囲の水場は夜にライトアップされ、奥の方では能舞台もあるとか。
さらに近接して建つ学校は景観を損なわぬよう、
屋敷のような外観になっていて歴史の街をアピールしています。
入口でいきなり迎えるのは「はにわ」のレプリカですよ。

先日の「アンコールワット展」より小規模かと思いましたが、
なかなか良い勝負です。
ついつい仏像を比較してしまいますが、やはり
アンコールワットと比べると直立でどこか威厳や高貴な印象があります。

それと玉(ぎょく)の装飾品が綺麗。
以前、印石用の玉を見たことがありますが、
天然物は本当に良い模様や色合いをしています。
あれで判を押したらかっこいいでしょうな。

トルコ地方から中東中国の南北を渡り日本へ到達した文化の道。
現代ではいろいろと問題を抱えて摩擦も起こる地域もあります。
今一度、悠久の昔に文化の道で繋がった奇跡を考えてみて欲しいです。


時間が無くてさらっとしか観ませんでしたが、
常設展もなにやら面白そうでした。
石器時代から昭和の風景まで順を追ってみていくのですが、
貝塚から、東京五輪当時の昭和の駄菓子屋まで
細かく再現しているんですもの。
今度は時間に余裕を持ってじっくり見てきます。

みやげ物の「はにわ」も買いたいですし(←変なやつ)。


ちなみに午前中は井筒監督の「パッチギ!」を
観てボロボロ泣いていました!
もう「イムジン河」は涙なしには聞けないよ!
Loading