はじまりのうた2009年01月01日 23時24分44秒

さあ、2009年です。
皆さんはどのように年を越しましたでしょうか。
ドメスティック、もといドラマチックに越しましたかね。

それとも、何年か前にタイムスリップしたか?
(↑いつのドラマの話だ。参照「君といた未来のために」)


さて、私はというと実家です。まあ、日常的に実家なのですが。
31日の記事はNHK教育の第九を聞きながら更新し、
またその後の教育のクラシックを聞きながら年を越しました。

さて、その後なのですが朝5時ぐらいに目覚めたのですが、
何故かその後、気づけば12時半まで寝ていたのですな。
前日の「その日のまえに」で泣きつかれてしまったかしら。


近しい皆様には新年のご挨拶メールを送らせていただきました。
ただし今回は喪中につき、正月用ご挨拶はご容赦を。
メールは簡素ですが、同じ文章一括送信ではなく、
一人一人ちゃんと個別のメッセージと愛を籠めています。
「愛に気づいてください」
(by「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」
 主題歌「ロマンス」の歌詞より)
デコメなどで賑やかな返信をしていただいた方々、ありがとうね~。


さて、喪中の正月でもあれはしていいようです。
「あれ」皆さんしました?
歯磨いた?勉強した?風呂入った?(ドリフ)

普通に神社へ元朝参りです。
我が家はここ例年は大国神社へ行っています。
http://www.ohkunijinja.org/top/index.htm

一番近いのは賀茂神社なんですけど、
こちらが比較的空いているのと、まあ他色々で(忘れました)。
あとは今年は西の方角に行くといいということで。


しっかし寒いですね。駐車場の池はご覧の通り凍っております。
寒さにめげずにお参り。
皆さん何を願いました?
私は毎回同じですがもちろん世界が平(以下略)。

お参りが終わったら食べます!食こそすべての源。



まず、神社に行ったら甘酒です。
飲みかけですみません。
二口ぐらいの小さなサイズですから。
もし一緒に行った人が甘酒を飲まかったら飲むまで帰しません。
雪に埋めて、飲むというまで放っておきます。


これはドーナッツ。
「まめちちドーナッツ」って何よ?と思ったら豆乳ドーナッツね。
揚げたてで、サクッとほわんと甘い。
明日は錦が丘のアウトレットで販売するそうです。
行く人は買ってみてね♪


これはお持帰りべっこう飴。懐かしい味。
動物の形なのだけど、何?
ネコ?ふくろう?地球外生命体X?



食べていると境内で神に捧げる太鼓演舞が始まりました。
実は河永は太鼓フェチ(どんなフェチ)。
伊勢に行ったときも太鼓のCDを買ってきたのですよ。


この神社はいろいろ面白いものがあります。

大きな釜!釜神さまです。なお、神様の顔が釜の上空の天井にあります。
今年のカフェライフ充実のためにお祈りしても、いいです・・・よね?


これは草鞋の奉納。足尾権現様という足首の像があります。
体育系趣味でも文科系趣味でも何事にも足腰は健脚でなければ。



傍にあった狛犬像の横顔。
実は狛犬フェチ(だからどんなフェチよ?)

稲荷様や竜神様まで全部まわれば結構広い神社なので、
足腰丈夫な方は行ってみてください。駐車場もそこそこ。

そうそう、おみくじを引きました。
親の命で「恋のおみくじ」です
内容は秘密。ただ、あまりに的を得た内容でびっくり(笑)


さて、これからの抱負ですが、
昨年末から30代の生き方、大人の男とか言っていることです。

「その日のまえに」を撮った大林宣彦監督が撮影前の心情を
語っていましたが、監督はその時70歳。
改めて70年間を見つめなおして、今までやってきたこと、
背負ってきたことを一端白紙に戻して無心でやろう。
自分は70歳の新人であると宣言しておりました。

だから私も今年は30歳の新人という気持ちで行きます。
なんかですね、急にすっきりしたのです。
30歳になった時、結構変化が無くて開き直りがありましたけど、
どこかで29歳の時の焦燥を引きずっていて、
30歳になった時の落胆を隠していた。
そういう負の思いを全部捨てて、
これから起こること起こすことを楽しみに生きます。

もちろんね、これまで獲得したものから抽出した、
純度の高いクリスタルをコアとして胸に抱きながらね。

そしてクリスマスとかで寂しいとか言っていたけど、
そういう風に自分を憐れんで悲観するのは止め。
こうして30歳にならなければ巡り会えなかったことがある。
そう思うことにした。

あるがまま。ケセラセラ。

あとは、卑下と謙遜の区別をつけること。
自分を卑下ばかりしていては、
それを観ている人の気持ちも駄目にしてしまう。
そんな奴には幻滅こそすれ、魅力を感じる人なんていない。
30歳までに蓄えてきた魅力は自信を持って押し出す。
今まで背伸びや恥じらいがあったことは、
少しは真面目に言ってもいい年になったと思うことにする。
それを勘違いしないように抑制するのが謙遜。

笑いたければ笑いなさい。
後で気づかなかったことを後悔させてやるから(笑)


それでは今年も、ショウタイム!

2007年のシネマ便り2009年01月02日 21時14分18秒

さてさて、新年も明けまして2日目。
いよいよ第81回米アカデミー賞が待ち遠しい。
ってボケなのかマジなのか分かりにくいことは置いておいて。

正月のテレビ番組はつまらない。
と去年も記事に書いていましたけど、今年もつまらない。
しかも2日目の朝から再放送番組なんぞ放送している。
テレビ局ちゃんと仕事しろ!
その時間放送を停止した方が電気代の節約にもなるのではないか?

そんな中で、昨日の「笑点」だけはしっかり見たり。
まあ、最初の芸人とレギュラーの大喜利だけ観れば十分ですけど。
ナポレオンズが出てくるだけでワクワクしてくる私の心境は、
多分、ナニコレ珍百景で原田泰造が岡本信人が出るとワクワクする、
という心境とほぼ同質のものなのだと思います。
ちなみに、私はマギー司郎が出てくるときも同じ心境。

そして今日の夜中にはNHKで我が心の神、立川談志師匠の特番が
午前0時からオールナイトで午前5時まで放送するらしいです。
やっぱり日本で最高の芸は落語だと思います。


さて、枕の小噺はこの辺りで。
昨年末から若干というかかなり
私の心情を吐露する記事が続いていますが、それもこの辺まで。
あとやる事といったらもう、自分探しの旅か
死に場所を探すぐらいしかないので。


昨年末に予告した2008年の劇場鑑賞映画自分ベスト10ですが、
選考に難儀しております。特に洋画部門ですね。
邦画・洋画227本の中から選考していますが、絞りきるのが難しい。
今日は1年前に掲載できなかった2007年自己ベストを紹介。


<邦画>
1.22才の別れ
2.陸に上がった軍艦
3.パッチギ!LOVE&PEACE
4.長州ファイブ
5.転校生 さよなら、あなた
6.犯人に告ぐ
7.殯の森
8.それでも僕はやってない
9.アヒルと鴨のコインロッカー
10.やじきた道中 てれすこ

邦画は洋画に比べて数は圧倒的に少ないので、選考はやや楽。
例年に言えることですが、5位以上は作品の出来よりも、
自分自身の心情を揺さぶられる幅が大きくなります。
奇しくも1位と5位は双方大林宣彦監督作品。
「パッチギ!」に関しては、同時期に公開した
「俺は君のためにこそ、死にに行く」への回答として。
「長州ファイブ」はこの中でもっとも佳作に近いと思いますが、
是非他の五十嵐匠監督作品とともに鑑賞していただきたい。
キネマ旬報誌上ベスト10では「それでも僕は~」が1位だったものの、
私としては加瀬亮演じる主人公のダメダメ加減が嫌でした。
「アヒルと~」は仙台人ならば、言わずもがな、ですね。


<洋画1>
1.世界最速のインディアン
2.善き人のためのソナタ
3.今宵、フィッツジェラルド劇場で
4.明日へのチケット
5.グアンタナモ 僕達が見た真実
6.フリーダム・ライターズ
7.ツォツィ
8.酔いどれ詩人になる前に
9.街のあかり
10.約束の旅路

「世界最速のインディアン」はアンソニー・ホプキンスの
レクター博士とのギャップも面白いものの、
それ以前に、人情ドラマとしての厚みが並ではない。
現在を写すだけでこれまでの人生を感じさせる映画の手本。
「善き人のためのソナタ」は言葉少ない男同士の、
さり気なくも羨ましい男気の感じられる結末が良い。
「フリーダム~」は不良生徒と新米教師、という実話とは言え、
定番になりやすい物語を見事に彼女等だけのドラマに仕上げました。
「酔いどれ詩人~」は全て主人公の男臭さに。
「約束の旅路」はラストの空に向けた母親の叫びが耳から離れない。


<洋画2>
1.ロッキー・ザ・ファイナル
2.ボーン・アルティメイタム
3.BABEL
4.ダイ・ハード4.0
5.ヘアスプレー
6.ブラッド・ダイアモンド
7.アポカリプト
8.ラストキングダム・オブ・スコットランド
9.ドリームガールズ
10.グッドシェパード

こちらの洋画は「1」とは対照的に大作や名前の大きいもの。
あまりに洋画の数が多く、大作と小品を同じに比較できないため、
行ったものの、この分け方は微妙であります。
境界線をはっきりと引くことができず、2008年は益々それがぼやける。
「ロッキー」はスタローン兄貴のこれまでの生き様も含めて。
「ボーン・~」はアクションを弛むことなく大量に見せる、
近年のアクション映画では中々なかった作品。
アクションと言えばブルース兄貴の「ダイ・ハード」。
好きなアクション場面は3つあり、どれも力血が滾る。
「ヘアスプレー」はレトロだけど文句なしに楽しくなる。
「ドリームガールズ」はエディー・マーフィに賞をあげたかった。


<ドキュメンタリー>
1.ヒロシマ・ナガサキ
2.選挙
3.特攻-TOKKO
4.100万ドルのホームランボール
5.PEACE BED ジョン・レノンVSアメリカ
6.ダーウィンの悪夢
7.ミリキタニの猫
8.ニーハオ、鄧小平
9.不都合な真実
10.デート・ウィズ・ドリュー

日本人ならば避けては通れない作品が2本。
「ヒロシマ・ナガサキ」「特攻」日系人とはいえ、
どちらもアメリカサイドからのものというのが興味深い。
「100万ドルの~」は抱腹絶倒のアメリカ訴訟もの、
最後の当事者の表情を捉えた映像は「よくぞ撮った!」と言えます。


<アニメーション>
1.EXMACHINA-アップルシード
2.ルネッサンス
3.ヱヴァンゲリヲン 新劇場版・序

「EXMACHINA」は前作よりも格段にアップしており、
セルを意識したCGキャラとは言え、
感情表現が生身の人間以上に豊かになっていいます。
「ルネッサンス」はセンスがとにかく秀逸。
「エヴァ」はただの編集版かと思っていたら、の不意打ち。


<裏>
1.プロジェクトBB
2.プラネット・テラーinグラインドハウス
3.デスプルーフinグラインドハウス
4.監督・ばんざい!
5.大日本人

裏とはなんぞや?というのは声を大にしては言えないけど、
好きでしょうがないのですよ!というベスト。
ジャッキーとユン・ピョウの共演作を「裏」などというのは
大変に失礼な気もしますが。
「プラネット・テラー」「デスプルーフ」はその舞台裏の
メイキングや事の次第まで含めて楽しんでいただきたい。


というわけで駆け足でお届けした2007年の自己ベストシネマ。
全部TUTAYAでレンタル可能なはずなので、
(あとは最寄の店舗次第)もし迷ったときは、
よければ参考にして見てください。
ただし予告したように完全独断偏見なので、
はずれても苦情は受け付けません。
でも、正月テレビぼーっと観てたり
特に人と交流せず寂しかったりするよりは何か得るかと。

さて、明日は2008年のベスト発表です。
選考できるか?ただ今脳内審査員が投票中・・・。

日進月歩2009年01月03日 23時14分10秒

はーい。今年の正月も3日目です。
いよいよカンヌ映画祭が(以下略)。

気づいていみると今日は初売りに行っていました。
自分じゃなくて付き合っていくともうそんな感覚。
年末にデジカメも靴も買ってしまったので別に欲しいもの無し。

最近パソコンビギナーになった父のプリンタを買いに、
南吉成のケーズデンキへ。
二番目ぐらいに安いキャノン様のプリンタを購入。

それでね、奥さん。
コピー機能とか液晶ガイド画面とかついて、9000円しないんですって。
んま!5年前にアタシのエプソンのプリンタ買ったときより超好条件。
やっぱりコンピウタちゃんの世界の進歩って凄いわね~。

もちろんデジカメからの直接印刷も可能。
しかもスピード速いのよ!
なんかデザインもどんどん洗練されていくし、いいわね~若い子は。

おすぎです!ピーコです!(謎)


そんなわけで、PC若葉マークの父のプリンタ接続から、
文書打ち出しにお付き合いしていたので、
今日は5時間くらい何もできませんでした。
その間、NHKの東西初笑いを見ていましたけどね。

明日は、年始休み最後の日。
そろそろ人恋しくなる頃です。
テンポが比較的例年よりもスローペースなので、
カフェ初め、シネマ初めは9日から始めようと思います。

さてさて、今年はどんなことが起こってどんな出会いがありますかな。

次の記事は2008年シネマ自己ベストです。
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