男のライセンス ― 2009年01月30日 23時03分56秒
映画ファンの中には鑑賞する前には
ある程度の「儀式」を必要とする作品がある方もいるはず。
私にとっての「007」シリーズはその一つ。
前の日から身なりをきちんと整え、
ボンド鑑賞モードに自分をチューニングしていくこと。
映画として、男としてのヒーローの一人であることに間違いは無い、
007=ジェームズ・ボンド。
こだわりの品を身につけ、ユーモアを交えて、
颯爽と、鮮やかに、標的を仕留める(敵も女性も)
黒いスーツのセクシーな男。
シリーズの魅力は奇抜なスパイグッズや、
冷戦時代の背景とリンクした世界観や、
数々の美女たち等々、数あれど、
まずはジェームズ・ボンドという男に憧れることが、
この作品を楽しむための大事なこと。
高倉健さんの映画を観た人が、劇場から出ると皆、健さん化する様に、
007が好きな人は皆、劇場から出るとジェームズ・ボンド化します。
6代目ジェームズ・ボンドの、ダニエル・クレイブ。
「カジノロワイヤル」公開前には非難轟々だったキャスティング。
かく言う私も「なんか貧相だ」と予告編を観て思った次第なのですが、
あれは最初に登場した予告編が悪かった。
日本公開が間近に迫った頃の予告編は期待を募らせるに十分で、
もちろん、映画自体も大変に素晴らしい出来。
佇まいは輝く蒼き瞳により、かつてのボンドに無い知的さを。
一度動けば荒々しく猛々しい殺気を纏う獅子へと変貌。
以前にも述べたと思うのですが、本当に意味で男が惚れる、
力強さと聡明さを併せ持り、孤高、気高さ、誇りが似合い、
危険性も孕んだ、ある種の任侠も感じさせる
漢・ボンドとなったと思います。
それはピアース・ブロスナンはもちろん、
ティモシー・ダルトン、ロジャー・ムーア、
ジョージ・レイゼンビー、そしてショーン・コネリー
まで遡っても感じることができない男の香。
無論、彼らには彼らの魅力があり、
ショーン・コネリーも我が憧れであります。
今回の「007/慰めの報酬」について。
「カジノロワイヤル」ほどのキレは無いものの十分に面白く、
そしてダニエルは十分に魅力的であります。
戦友をゴミ捨て場に置き去りにする、
宿敵・グリーンを砂漠に置き去りにする、
あるいは、ジュディ・デンチの前から雪降る中去る、
去り際の背中の美しさと信念の滲み出るオーラ。
仮にピアース・ブロスナンだったら持たなかったでしょう。
謎の組織・ファンタムの存在も明らかとなり、
今後の展開も楽しみになります。
ボンドガール、オルガ・キュリレンコ。
近作「ヒットマン」や「薬指の標本」への出演が記憶に新しい彼女。
本作では荒々しい女性を演じていますが、
共に仕事をしたい監督として、デヴィット・リンチや
クローネンバーグに、ラース・フォントリアーをあげるあたり、
かなりの変わり者か心意気の強い方とお見受けいたす。
惚れた!
ある程度の「儀式」を必要とする作品がある方もいるはず。
私にとっての「007」シリーズはその一つ。
前の日から身なりをきちんと整え、
ボンド鑑賞モードに自分をチューニングしていくこと。
映画として、男としてのヒーローの一人であることに間違いは無い、
007=ジェームズ・ボンド。
こだわりの品を身につけ、ユーモアを交えて、
颯爽と、鮮やかに、標的を仕留める(敵も女性も)
黒いスーツのセクシーな男。
シリーズの魅力は奇抜なスパイグッズや、
冷戦時代の背景とリンクした世界観や、
数々の美女たち等々、数あれど、
まずはジェームズ・ボンドという男に憧れることが、
この作品を楽しむための大事なこと。
高倉健さんの映画を観た人が、劇場から出ると皆、健さん化する様に、
007が好きな人は皆、劇場から出るとジェームズ・ボンド化します。
6代目ジェームズ・ボンドの、ダニエル・クレイブ。
「カジノロワイヤル」公開前には非難轟々だったキャスティング。
かく言う私も「なんか貧相だ」と予告編を観て思った次第なのですが、
あれは最初に登場した予告編が悪かった。
日本公開が間近に迫った頃の予告編は期待を募らせるに十分で、
もちろん、映画自体も大変に素晴らしい出来。
佇まいは輝く蒼き瞳により、かつてのボンドに無い知的さを。
一度動けば荒々しく猛々しい殺気を纏う獅子へと変貌。
以前にも述べたと思うのですが、本当に意味で男が惚れる、
力強さと聡明さを併せ持り、孤高、気高さ、誇りが似合い、
危険性も孕んだ、ある種の任侠も感じさせる
漢・ボンドとなったと思います。
それはピアース・ブロスナンはもちろん、
ティモシー・ダルトン、ロジャー・ムーア、
ジョージ・レイゼンビー、そしてショーン・コネリー
まで遡っても感じることができない男の香。
無論、彼らには彼らの魅力があり、
ショーン・コネリーも我が憧れであります。
今回の「007/慰めの報酬」について。
「カジノロワイヤル」ほどのキレは無いものの十分に面白く、
そしてダニエルは十分に魅力的であります。
戦友をゴミ捨て場に置き去りにする、
宿敵・グリーンを砂漠に置き去りにする、
あるいは、ジュディ・デンチの前から雪降る中去る、
去り際の背中の美しさと信念の滲み出るオーラ。
仮にピアース・ブロスナンだったら持たなかったでしょう。
謎の組織・ファンタムの存在も明らかとなり、
今後の展開も楽しみになります。
ボンドガール、オルガ・キュリレンコ。
近作「ヒットマン」や「薬指の標本」への出演が記憶に新しい彼女。
本作では荒々しい女性を演じていますが、
共に仕事をしたい監督として、デヴィット・リンチや
クローネンバーグに、ラース・フォントリアーをあげるあたり、
かなりの変わり者か心意気の強い方とお見受けいたす。
惚れた!

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