読書ノート2006年03月23日 00時32分13秒

ものすごい風が吹荒れた一昨日の晩からようやく止みましたな。
あの風で私の更新やる気まで吹き飛んだかどうかは知りませんが(笑)、
いつも見てくださる方々は、「あーまた2つ3つまとめて更新する気だな」
とそろそろパターンを読み始めているのではないかと。

さてさて。

読了したシリーズ本が2つあります。
漫画「北斗の拳」全27巻と、創元推理文庫「ラヴクラフト全集」全6巻です。

「北斗の拳」は以前に申しました通り、生まれて始めて読んだのです。
それ以前の北斗の拳の知識なんて、FCの「北斗の拳」と
同じくFCの「ファミコンジャンプ」の知識くらいで、
あとはアニメをほんの2、3回見たくらい。

何しろ、連載当時はまだ5歳くらいの子供だったものですから、
親が読ませたがらなかったんですな。
まあ、そりゃ、こんな血がブシャブシャ飛び出る漫画は読ませませんよね。

じっくり読むと確かに違う。ただのバイオレンスではない。
愛と哀しみ、兄弟愛の話であります。
それでも子供にはそこまで分からないでしょう。
ガンダムなどでも、どうしても話よりアクションに目がいってしまいます。
まあ、過激な描写を冷静に判断できるようになってから
読めるようになったのは、その教育のおかげだと思うので感謝しています。

で、ラオウの死を過ぎるとモチベーションが下がっている気がしたのですが、
それもそのはずで、やはり武論尊・原哲夫両先生共に、それ以降は無理矢理書かされていたそうですから。いやいや、ジャンプの不治の病ですか。

ラオウまでは本当に面白かったです。無想転生で魂を背負ったが如く、
何やら気迫が紙面から迫ってくる話には直ぐに飲まれてしまいます。

飲まれっぱなしならそのまま映画まで見たかもしれませんが、
ラオウの息子編ですっかり萎えてしまったので行きません。


それで、「ラヴクラフト」の方は全6巻を約6年かけて読みました(←遅い)。

いや、読んだ人は分かると思いますが読みづらいんですよ。
専門用語はもちろん造語も多いし、文章が回りくどい。
2~3ページ読むと疲れて、他の本に浮気してしまうのです。

とはいえ、この独特の文章がラヴクラフトの魅力だと思います。
もちろん訳者のセンスにも因るところが大きいのですが。
難解な言葉が詰まった文章を読むときはある程度の集中が必要。
集中する、いわば本との距離を詰めること、もちろん物理的にではなく。
その状態で難解な言葉に埋もれていき、
同じ状況を2度3度描写されることにより、
精神の迷路に入り込んだような閉塞感が積もっていきます。
洞窟の深いところまで探検してついに外の明かりが届かなくなった、
体感的にはそんな状態を精神的に感じるのです。

読み始めたころは「女神転生」の補完知識として読む程度でしたけど。
なんにせよ、エッセンスは様々な作品に取り込まれているので。
とにかく基本は無視できぬ、ということで読み通しました。


さてさて、次は何を読もうかしらとコミックレンタルを眺めていたら、
「のだめカンタビーレ」が入荷していたので、これに決めました。
小説の方は手持ちのストックがあらかた片付いて、
残りは「幻魔大戦」のみです(笑)。
・・・・全シリーズで残り37巻もありますが。

まちゃまちゃ2006年03月23日 01時42分05秒

CMが妙に笑える「イーオン・フラックス」を鑑賞しました。
セクシーダイナマイト(死語)なシャーリーズ・セロン主演アクションSFです。
もっとも私は彼女のようなセクシー系はそれほど好みではありませんが。

人類の99%がウィルスによって死滅、いわゆる大災害・大破壊。
それを救った者達が自然と崇拝され、支配者層に。
外と隔離された管理社会と物理的な「壁」の存在。
そしてレジスタンス。
最後は壁と体制が崩壊して人類は新たな自立の一歩を踏み出す。

SFとしては王道のシナリオ。それもそのはず、数十年前の原作ですから。
それよりも私が注目したのはシャーリーズ・セロンの胸・・・・

ごぎゃ・・・・ひでぶ!

もとい、演技でございます。ほとんどマシンなんですよ。
ターミネーターのような機械ではありませんが、
いわばゴルゴ13のような、人間でありながらの殺人マシーン。
カクカクした動きではなく、しなやかな生物的動きでもなく。
なんというか、感情がなく目的はある、
機械ではなく人間の動きで、無駄を極限まで廃したらこうなる、
というような、機械と人間の中間に絶妙なバランスで立っているんですよ。

噂のクモ歩きも、あれは海底探査とかのクモ型ロボの動きと
人間の動きのど真ん中の中間点という動きです。
とにかく、設定やシナリオ云々よりあの動きですよ。

それに、別に彼女はエロティックではありませんよ。
色気を感じさせないところもマシン的雰囲気を強くしていますね。
元モデルということでいうならば、今回はマネキンに近いと言えましょうか。

あんな、見た目だけで仕事できそうなポジションでありながら、
きちんと演技も磨いているハングリーなところは、
見た目を追求するあまり演技や出演作が下降気味の
あの人とかとは違いますな。
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