何を成すべきか2006年01月21日 22時43分23秒

「有頂天ホテル」に出ている篠原涼子ですが。
二の腕のあたりが、軽くヤバイのでは(笑)。


さて今日は、一週間ほど前の鑑賞になりますが、
イラン・イラク合作映画の「亀も空を飛ぶ」を。

2003年春のアメリカのイラク侵攻直前の、イラク・トルコ国境近く。
戦争に飲まれようとしている村の住民とクルド難民の生活を
子供たちの目線を通して描く。

地雷を掘り出して国連に売って現金収入を稼ぐ子供たち。
子供たちのリーダー、サテライト少年は地雷を次々に掘り出しますが、
最後はとうとう地雷によって傷を負ってしまいます。
両腕を失う子供、片足を失う子供。
そんな世界が今の現在も現実に存在していることに、
腹のあたりがモヤモヤとしてきます。

戦争が正しいか間違っているか。
どちらであっても地雷を子供達が掘り出す、
村から数分で地雷原にでてしまう、そんな現状は間違っているはず。
だから、受刑者に地雷掘りにいかせんかい!

考え過ぎかもしれませんが、サテライト少年は子供たちだけではなく、
衛星放送のパラボラアンテナを設置できることを武器に
大人たちに対しても力を持っています。
大人が理解できない英語の放送を適当に訳して内容をでっち上げる。
そんな様は、まるで未成熟な国家指導者のようでもあります。


しかし、いつも思うのですが。こんな感想言っているよりも
自分も地雷を掘りに行った方がよほど貢献できる気がします。
度胸も勇気もないのにダラダラと文章ばかり
書いている自分がたまらなく腹立たしい。
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