AURA cafe2009年04月07日 23時18分06秒

6日月曜日は仙台市立病院に腎臓の定期健診に行く日でした。
これも長いつきあいというか、もう人生の一部です。
既に20年程は、健康体と変わらない月日が幾歳月流れているのに。

さて、大きな病院の待ち時間は長時間に及ぶものですが、
この日は11時の予約で13時前に薬の受け取りまで終了。
いつは14時近くに終わっているので、かなり余裕ができました。

以前から6日には病院付近のカフェを開拓しようと考えていたので、
なんとも良いタイミングでございます。
しかも、いよいよ春の陽気で気温は約17度で日当り良好。
これはツイているではありませんか。


そんなわけで向かった先は、青葉区五橋2-3-2北の「四月朔日」。
和風スタイルで畳であぐらがかける寛ぎカフェらしく、
我が母校・東北学院大土樋キャンパスの直近。
そんな土地勘のあるところなら行っておかなきゃ。

と、わりと直ぐに見つかったのでドアを開けようとすると。

・・・・開かない。

うーん??定休日ではないことは表のメニューを見ても確かなのですが?
押しても引いても開かないし、カーテンもしまっているし。
閉店したなんていう情報もありませんし。????


まあ、いいか。

ドアを叩きまくる借金取りにジョブチェンジもしたくないので、
ここは大人しく引き下がり他の店を探すことに。
もし中で天地を揺るがす大変な事件が起きていたらごめんなさい。


さて・・・どこに行くか。
五橋通沿いに歩けばなにかしらあったと思う、
とおぼろげな記憶と勘と鼻を利かせながら行くことにして。
四月の香を嗅ぎながら母校の周辺を散策するのもいいでしょう。

そういえば、「道草屋」が中央郵便局の直ぐ裏だったな・・・。

・・・そういえば休みでした。
前回も休みで月曜日は定休日だと学習したはずなのに。
なんだか、「コンコンブル」の日と同じ様な展開な気もします。
当ブログ読者はお分かりかと思いますが、
ここでファミレスに入っては、敗北であり私にとって愚かしい決断。
既に腹のモード合わせも完了しているところ。
あの時ほど過酷でもないので意地ではありませんが、とにかく歩く。

爽風に吹かれ裁判所近くの「MEALS」まで来ましたけど、
MEALS気分ではないのでパス。
カフェはその時の気分に合致しそうな香がすることが重要です。
ちなみに、「MEALS」は伊坂幸太郎原作の映画
「重力ピエロ」でロケに使用されたそうですよ。

そこも通過して消防署までてくてくと来てしまい、
さすがにこの周辺は諦めて馴染みの顔の
定禅寺か北四番丁まで移動しようかと思い、ハミング混じりに
木洩れ陽の東北大前の通りを学院大方面まで戻ることに。

と、いうところでお店を見つけました。


この周辺では目立つ水色のマンションの1Fの隅。
前に車が止まっていて一瞬見逃しかけましたが、
聞き覚えのある名前に、カフェアンテナが反応。


AURA cafe」とドアの上に書いてあります。
今度は間違いなく開店しております。

「AURA(アウラ)」というと私などは「∀ガンダム」のEDテーマで、
谷村新司が作詞・作曲・歌唱する名曲(編曲は菅野よう子!)が浮びます。
AURA(アウラ)はギリシャ語で、そよ風や朝の爽やかさ、あるいは息吹
ラテン語では、薫りや光や空を表現するなど、
広く、清涼感と純粋な気の源のような意味合いでとられ、
「オーラ」の語源とも言われています。


中に入ると表向きから想像できない感動的な開放空間。
広瀬川に向かう側面が全面ガラスになっており、
折りしも良い具合に傾いた日差が差し込んでいました。

川を望む米ヶ袋の窪地の地形のお陰で、
1Fなのに、オープンテラスから見渡すような展望。

是非、窓際の席に座りたかったけれども、
そちらは先客がいらしたので店内が見渡せる
隅にちょこんと居させていただきました。
席の感覚が広く取られているので、
自分空間感覚でゆったり寛げます。


奥の棚とカウンター前では小物を販売しております。
置物や石鹸、アクセサリー、写真立て、オリジナルポストカードetc・・・


カフェにはその店の独特の香があります。
ここはほのかに香辛料が薫っています。
それにつられてカレーツナベーグルを。

もっちりしたベーグルに程よい辛さのカレー。
グリーンサラダがですねドレッシングではなくて、
バジルが振られていて、塩味が良いアクセントになっています。
余計な水分がつかなくてパリっとしていていいな。


白葡萄のジュースを飲みたかったのですが、既に品切れとのこと。
白ワイン風の"大人"のジュースとのことで残念だった。
まあ、次に来る理由ができましたから良し。



でも、代わりに頼んだアッサムティーが綺麗!
柄やシンプルさに拘った陶器のティーカップも良いですが、
こんな透明で紅茶の色が引立つカップも素敵。
その輝きがルビーみたいに見えますもの。

一方でポットは白い陶器。
清潔感漂う、というよりは温もりみたいな感覚。
カップを傾けたり水面を揺らしたりして、
しばしこの宝石を愛でながら、悠々時間をいただきたくなりました。
おかげで読書が進みすぎてしまいましたよ(笑)


デザートは"期間限定"というキャッチに引かれてレモンパイ。
このレモンパイはメレンゲ層などが無い、純粋にタルトとレモンの味わい。
ストレートに、That's レモン!と主張しています。


すんなりそこに辿り着いたわけではないけれども、
結局最後には日の当たる場所に辿り着く。
大袈裟だけど、人生ってそんなものかも。
躓いても躓いてもそれもまた良い結果へ導くための運命。

さてさて、これから先、
カフェの向かい席にはどんな人が座ってくれるのか(笑)
お気に入りがまた一つ増えました♪

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