滝尾神社2008年05月16日 00時37分36秒

というわけで滝尾神社の石段の前に辿り着きました。
と、言うのは簡単ですが、前回のスタート地点から
30分ぐらい、同じ様な石段の登り道・下り道を歩きました。

日光山内の観覧終了時刻も近いので他に誰もいません。
敷かれている石は平らなのもあればゴツゴツしたのもあり。
もうほとんど修行でした。雨が降らなかっただけマシです。

そして辿り着いたこの場所でさらに驚愕の事実が。
この画像の外、直ぐ右には舗装道路があり、
駐車場まであるのでした。
山のふもとのタクシー乗り場から5分程で辿りつける!

知らぬまに天は私を千尋の谷へ叩き落された。
まさに修行。


とはいうものの、多少の苦労を選択して辿り着いただけに
目に映るものに対する感動もひとしお。
この左手には白糸の滝という小さな滝や、
石段を登った上には運試しの鳥居、三本の御神木や、
酒の泉などなど、素朴な場所があります。

運試しの鳥居とは、石造りの鳥居の真ん中に丸い穴があり、
小石を三つ投げて通った数で運の良さを競うというもの。

早速挑戦しようと思ったものの、回りを見渡せども、
直ぐに拾える小石が無い。
まずそこからか!

なんとか見つけましたけれども結果は秘密です。
まあ、私に運があったらもっと現状はよくなっています。

運試しの鳥居2008年05月16日 00時58分18秒

折角ですから運試しの鳥居の写真を。

鳥居の上部にまん丸の穴が開いているのが見えますでしょうか。
見えないときはクリックして拡大してくださいね。
わりと通りそうで通らない高さと大きさです。


皆さんもどうぞ画像の穴に向かって小石をなげてください。

壊れます。

意地2008年05月16日 01時06分02秒

さて、前述の駐車場のカラクリを知った私は
帰り道は意地になりました。

実は滝尾神社に至る散策路は2本あり、
行きと帰りは別々に使えます。
(でも輪王寺大猷院側に至る道の場合、
この時間はほとんど閉鎖準備に入っています)

また、散策路は史跡巡りにもなっているので、
こうなれば意地で悪路を進もうと決め、
下りもゴツゴツした道を行くのでした。

ところがこれがまた修行。

画像を見れば分かりますが、並行して走る舗装道路が
どんどん近づいてきて、画像の位置で再接近するのです。

こうなるともう、煩悩との戦いです。
瞑想中に悪魔マーラと戦うブッタの心境です。
なにを考えてこんな舗装道路を敷いたのでしょうか。
呪います。
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