鑑賞傾向2006年10月12日 22時55分57秒

映画検定の第一回試験のデータが公式HPで公開されていました。

平均点 最高点 最低点 合格率
4級 44 60 15 67%
3級 38 60 9 39%
2級 35 59 10 23%

全何問か、というデータは無かったのでなんとも言えませんが、
全60問という香りもします。

もっと面白いデータは受験者の最高年齢78歳、
最低年齢11歳というデータ。
お二方が合格されたかは定かではありませんが、
例えば「NANA」を鑑賞する78歳や
「東京物語」を鑑賞する11歳を想像するのも面白いです(笑)。

それはさておき、数字で見るとやはり3級以上が
本格的な試験になりそうです。
なんて言っておいて4級落ちるかもしれませんが。

しかし、この映画知識のバランスはかなり難しいと思います。
私の鑑賞作品の傾向をキネマ旬報ベスト10で見ると、
(画像のように黄色で塗りつぶしたのが鑑賞作品)
90年代以降の洋画は80%以上の鑑賞率ですが、
60年代以前になると10%ほどです。
特に邦画の鑑賞率は低く、北野作品や黒澤作品など、
特定の監督の作品がほとんどです。

まあ、古い作品のほとんどはレンタルで探すのも苦労しますから、
本で覚えざるを得ないこともあります。
「黒部の太陽」は現時点では鑑賞しようがないですもの。

カルト作品も出題範囲に入っていますが、
有名作品を網羅している人の方が得点は高いはずです。
「ニンジャVS地獄の戦車軍団」なんぞ見ても意味ないよ!

単語カードで名台詞リストでも作ろうかしらん。
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