明日の神話2006年08月31日 01時34分55秒

昨日の記事の後編です。

ついにやってきました!
東京汐留日本テレビ・ゼロスタ広場で公開中、
岡本太郎作品、「明日の神話」!

8月31日まで公開とのことでしたので、
コレを逃せばいつ見られるか分からないと思い観に行きました。

「明日の神話」とは

1968年制作、大阪万博の「太陽の塔」と同時期とと言われる。
メキシコ五輪開催に伴い、豪華ホテルの壁画として制作を依頼された。
しかし、投資家の資金難から開業の目処が立たず、ホテルが倒産。
ビルは人の手に渡るが、壁画は解体され以後行方不明に。
以来35年間行方不明となり幻の作品と呼ばれたが、
2003年にメキシコシティ郊外で発見され、
この度の日本帰還・公開までの修復プロジェクトが始まったのである。

大きさにして5.5mX30.0m。離れてみてもかなり巨大です。
太陽の塔が高さ70mですから、同時期に日本の裏側で
こんな巨大なものを制作していたのですから凄まじいパワーですな。

テーマは当時世界を騒がせた水爆実験、第5福竜丸被爆事件
を根底に、それでも再生する命の鼓動と希望のようです。
壁画左側が暗い過去の時代、真ん中の骸骨が原爆の爆発、
壁画右側がそこから再生する命の未来。
滅び生まれる生命の胎動が伝わる、未来を予感させる作品です。

壁画を発見した太郎先生のパートナー岡本敏子さんは
日本への到着が決まった日に逝去されたそうです。
自分の使命を終えたかのように。
それもまさに魂を燃やした人の生き方です!


直ぐ目の前にスターバックスなどがあり、
食事をしながらゆったり眺めることも可能です。
しかし他の太郎作品と同様、ぐらぐらと
腹の底を揺さぶられるようなエネルギーを感じます。
特に中央の骸骨は星が生まれる時の爆発のような印象を受けます。

理論で構成せずに心や感情など、形のないものを
無いままにそのままぶつける作品。
それが岡本太郎だと思います。
ですからこちらも心や感情をオープンな状態で
そのままに感じることができるのではないでしょうか。

生命の再生を謳う明日の神話。
感じた力を胸に私も明日に生きます。
BeTARO!を合言葉に。
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