2009年映画検定 ~東京・市ヶ谷・飯田橋にて2009年05月31日 23時22分25秒

UPするのは5月26、27日分あたりからまとめてです。
とか言いましたが、その辺をUPしても映画鑑賞記なので、
5月31日のことから始めましょう。

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皆さんはもうお気づきでありましょうが、
私は馬鹿なのであります。

馬鹿でなければ映画検定を毎年4級・3級・2級と受けるものか。
現在のところ、別に就職に直接役立つ資格でもない趣味資格を。
獲得していない2級はともかく、4級・3級は毎年合格しているのに。
合計12000円以上も払って約1日を検定に費やすのであります。

さらに、仙台に会場があった時ならいざ知らず。
東京までわざわざ趣味的資格のために出てくるのであるから。
好きという理由だけでその他の思考回路を麻痺させるのだから。
そう、映画検定。
この映画に関する問題だけを解きまくる瞬間に
至高の楽しみを見出しているのであります。


オタクというのはSかMかで言えば圧倒的にMであるはず。
SMオタクとか言ってるのも実はMオタクだけなはずなのだ。
などとそっち系の話ではなく。
全く興味の無い人から見れば「買わなければいいのに」とか思うものを、
オタクは「これだけ発売されたら金欠になるよ。」とか言いながら
アンビバレンツに悶えているはずなのです。

制限時間内に大量の質問により自分の知識量を試される、
それもまた、オタクの本質を刺激する麻薬のようなもの。
好きなもののためにはあらゆる困難も
RPG脳によって"試練"に置換されのであります。


などという適当な考察にもならぬ考察をしながら、
私は5月30日の深夜、仙台を夜行バスにて出発。
翌朝の5月31日には東京の地を再び踏んでいたのでした。

東京駅への到着時は午前7時10分。
前年は5時到着などという恐ろしく早い到着で
時間をもてあましたものでしたが、
今回は丁度、モーニングセットも開店を始める頃。
流れるペースで朝食を済ませて目的地へ。


・・・・それでも、やっぱり暇だ。
試験開場は午前10時なのに、午前8時には到着してしまった。
前年の大崎から市ヶ谷・飯田橋に変更されたとは言え、
東京駅からはなんぼ迷っても20分程度で移動してしまう。

会場の法政大学は飯田橋駅から徒歩でも5分で着くので、
余った時間はその辺をぷらぷら散歩することに。
試験勉強は良いのか?
いや、軽い運動でもしていた方がこの頭を活性化させるのだ。


大学の目の前は静かに流れる外堀。
堀沿いに木が植わった散歩道があります。
あまり綺麗なコースではないけどね。
ついでに昼食を取る店まで下見しておきました。


今は遠き思い出になりけり、キャンパス風景。
やっぱり大学は大学らしい景色ですな。
掲示板には新入生歓迎企画のビラがまだ一杯。


つーか、なんじゃい。大学のこの高層建築は!
最上階は学校を裏から操る黒幕の部屋か?
中層階以上は、中ボスを倒していかないと登れない
「死亡遊戯」パターンですくわ!?
今日は"ブルース・リー"モードで良いのだな?


そうこうしているうちに、いよいよ映画検定開始のゴングが鳴り。
4級をもはや「戦闘力たったの5か・・・ゴミめ」の如く粉砕。
3級に関しても今年は「ぬるい・・・」というレベル。
2級でも今回初めて手応えらしきものを掴んだ感触があります。

問題のレベルが低下したか実力がついたかは分かりませんが、
ヤマの張り方はかなり的中率が高まりましたよ。
これなら来年は2級を取れるかな?取れると良いな。


ところで、この日は同じ会場で英語の検定も行われていましてね。
これが警備員や案内員の方々を混乱させたらしいのですよ。
なぜって。


「えいがけんてい」と「えいごけんてい」ですから。


そんな聞きまつがい・言いまつがいの世界。
教室までブッキングしないで良かったね。
それじゃ立川志の輔の「歓喜の歌」だもの!
そうなったら映画の神が降りてるよ。
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