映画検定 ― 2009年05月15日 23時00分44秒

年に1回のイベント、5月31日まで2週間となった今日、
「映画検定」の受験票が届きました。
既に4級・3級は持っている身としては、
2級を狙うとしても、イベントのようなものです。
今年で4回目の受験。受験会場は東京。
ただ、毎回受験している実感としては、
この検定の未来は決して明るくはないと思いますな。
第3回目まであった仙台会場は既に無く、
受験者が減少傾向にあることは目に見えてわかります。
第1回目は物珍しさで受験者数が多く、
2回目以降は趣味人に限られてくるという定番の流れ。
まあ、受験者数の増減はともかくとして、と思っていたら、
今回の受験前に出版されたキネマ旬報社発行の
「映画検定公式テキストブック・改訂版」
の内容にはやられましたな。
前回の出版は2006年で、流石にデータも古くなってきたな、
と想っていたところでやっと来たか!と、
中身を見てみたら、改訂と呼ぶにはかなり問題があり・・・。
(私は初版も改訂版も両方購入しています。)
巻末のキネ旬ベスト10やアカデミー賞歴代受賞作資料こそ
2008年度まで追加されたものの、
本文のテキスト部分についてはほぼ以前のまま。
コラムぐらい新録したらいかがか。
ここは以前のままではまずいだろ、と自分で思ったのは
渡辺俊雄氏のコラムの文末が、
「今年はルキノ・ビスコンティ生誕100年です。」のまま。
おいおい!それは2006年の話じゃないか!
また、「3D映画」の用語解説では、
「・・・・数年で飽きられてしまった。」という結びのまま。
いやいや。近年で「センター・オブ・ジ・アース」などで
再燃の兆候が見えることをキネマ旬報本誌でも特集していたぞ。
見るべき映画100本や、知るべき映画人100人も変更無しですが、
(緒形拳さんの逝去年を追記したぐらいでしょうか)
選出を再考してもよかったのではないでしょうか。
検定の公式本にして、主催元の名を冠するテキストが
この状態ではたして発展はあるのでしょうか・・・。
いや、来年のために猛省を促したい。
実際、この検定のお陰で出会えた名画の数々もあるので、
細く長くでも継続していただきたいところであります。
映画は文化遺産と考えるのならば、この試みも
資金不足により数年で廃止となった・・・
などと簡単に終わらせてしまうのは勿体無い。
それはさておき。
折角、東京に行くのでちょっと遊んできます。
30日の夜に夜行バスにて東京に向かい、
31日の朝に東京に到着後、夕方17:00頃までは検定。
その夜には宇都宮にて、シネマの盟友・ぽんちょ君と
シネマ談義を肴に酒を酌み交わす(予定)。
1泊して翌日は宇都宮の地にて、前回の旅で
気になったまま訪れなかったカフェ「宇都宮名画座」、
などを探訪しようかという映画に染まる旅。
もっと時間が取れればミニシアターの聖地・岩波ホールや
セガール日本支部・銀座シネパトスなども
訪れたいところなのですがそれもまたの楽しみに。
映画に特化した旅をしようかな。
とにかく、人生のプロデュースと編集を楽しもう。
今月17日にせんだいメディアテークで行われる
東北大学学友会映画部デパルマ/春季自主制作映画上映会
も何気に楽しみで出没予定であります。
「映画検定」の受験票が届きました。
既に4級・3級は持っている身としては、
2級を狙うとしても、イベントのようなものです。
今年で4回目の受験。受験会場は東京。
ただ、毎回受験している実感としては、
この検定の未来は決して明るくはないと思いますな。
第3回目まであった仙台会場は既に無く、
受験者が減少傾向にあることは目に見えてわかります。
第1回目は物珍しさで受験者数が多く、
2回目以降は趣味人に限られてくるという定番の流れ。
まあ、受験者数の増減はともかくとして、と思っていたら、
今回の受験前に出版されたキネマ旬報社発行の
「映画検定公式テキストブック・改訂版」
の内容にはやられましたな。
前回の出版は2006年で、流石にデータも古くなってきたな、
と想っていたところでやっと来たか!と、
中身を見てみたら、改訂と呼ぶにはかなり問題があり・・・。
(私は初版も改訂版も両方購入しています。)
巻末のキネ旬ベスト10やアカデミー賞歴代受賞作資料こそ
2008年度まで追加されたものの、
本文のテキスト部分についてはほぼ以前のまま。
コラムぐらい新録したらいかがか。
ここは以前のままではまずいだろ、と自分で思ったのは
渡辺俊雄氏のコラムの文末が、
「今年はルキノ・ビスコンティ生誕100年です。」のまま。
おいおい!それは2006年の話じゃないか!
また、「3D映画」の用語解説では、
「・・・・数年で飽きられてしまった。」という結びのまま。
いやいや。近年で「センター・オブ・ジ・アース」などで
再燃の兆候が見えることをキネマ旬報本誌でも特集していたぞ。
見るべき映画100本や、知るべき映画人100人も変更無しですが、
(緒形拳さんの逝去年を追記したぐらいでしょうか)
選出を再考してもよかったのではないでしょうか。
検定の公式本にして、主催元の名を冠するテキストが
この状態ではたして発展はあるのでしょうか・・・。
いや、来年のために猛省を促したい。
実際、この検定のお陰で出会えた名画の数々もあるので、
細く長くでも継続していただきたいところであります。
映画は文化遺産と考えるのならば、この試みも
資金不足により数年で廃止となった・・・
などと簡単に終わらせてしまうのは勿体無い。
それはさておき。
折角、東京に行くのでちょっと遊んできます。
30日の夜に夜行バスにて東京に向かい、
31日の朝に東京に到着後、夕方17:00頃までは検定。
その夜には宇都宮にて、シネマの盟友・ぽんちょ君と
シネマ談義を肴に酒を酌み交わす(予定)。
1泊して翌日は宇都宮の地にて、前回の旅で
気になったまま訪れなかったカフェ「宇都宮名画座」、
などを探訪しようかという映画に染まる旅。
もっと時間が取れればミニシアターの聖地・岩波ホールや
セガール日本支部・銀座シネパトスなども
訪れたいところなのですがそれもまたの楽しみに。
映画に特化した旅をしようかな。
とにかく、人生のプロデュースと編集を楽しもう。
今月17日にせんだいメディアテークで行われる
東北大学学友会映画部デパルマ/春季自主制作映画上映会
も何気に楽しみで出没予定であります。
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