静流河深

中国発の映画が凄いこと(超大作)になっている話が以前から聞こえましたが、
今度は凄いと噂される中国大作ドラマ「三国志」が上陸。

韓国ドラマの方の時代物には今のところ全く興味がありませんが、
発表当時から「三国志」の方は見ようと今か今かと待ってたら、
気がついたらもう10月27日にDVDレンタル開始されていました。

そんなわけでTUTAYAに行ったら見事に全て貸出中。
悔しさのあまり店先で周瑜のごとく憤死しようかと思いましたが、
死んだら見られないし仕方ないと無料配布のパンフだけもらって来ました。
やはり今は資格試験の勉強と諸々の仕事に集中せよ、ということです。

■ドラマ「三国志」
　http://www.sangokushi-tv.com/index.html

今回はとにかく話数が長い。
1話45分で全95話だというから、週1ドラマで約2年分。
たっぷり使って董卓暗殺未遂から晋朝確立まで約80年間を描くとのこと。

1話45分の全68話で桃園の誓い～五丈原の戦いまで描いた「人形三国志」より長い。
ちなみに、僕の三国志知識であります横山光輝原作の漫画「三国志」も
「人形三国志」とほぼ同様の時代を全61巻の尺をかけて描いています。
「レッドクリフ」などもいいけど、とにかく三国志を本気で描くとなれば
やはりそのぐらい時間をかけないと、ということではないでしょうか。

配役はパンフを見ると劉備と曹操はオッサンですが、
孫権や諸葛亮、周瑜などはやはり美形どころを揃えている。
その諸葛亮を演じるルー・イーは映画「初恋の想い出」(2005)で、
我が最愛のヴィッキー・チャオの相手役を務めた男だった！
ならばやはり見てみようじゃありませんか。
なお、ルー・イーが出演している武侠映画に興味を惹かれても
ツイ・ハーク監督作「セブンソード」は見ていて疲れるので僕はお勧めしません。

年内には赤壁の戦いまでレンタルされるとのことで、
以降もめでたくリリースは決定しているようです。
「24 -TWENTY FOUR-」も「LOST」も「HEROES」も
「プリズンブレイク」も完結となってしまう、しまいましたし、
「フリンジ」などにもまだ動かないので次は「三国志」ですな。

スケールの大きなドラマを作れるのは羨ましいですねー。
日本も大河ドラマを遥かに越えたスケールを作れればと思いますけど。
戦国時代も源平合戦も幕末も正直飽きがきているので、
昔、東宝が作った「日本誕生」みたいなのを作ってください。
ヤマトタケルや日本神話の神々を諸々の力を恐れずに。
神武天皇とかスサノオ伝説とか日本を誇示する程に、
たぶん壮大なイメージで描けるのはもうそこしかないと思います。
でも高嶋政宏の日本武尊のような微妙なのはいいです。

話が全く違う方向に行ったのでもうやめます。