バイオハザード4/アフターライフのこと ― 2010年09月11日 23時34分54秒
「バイオハザード4/アフターライフ」についてのこと。
僕は公開日前から楽しみにしていたことがある。
それは今回の映画には、クリス・レッドフィールドが登場するということ。
クリスと言うのは、このシリーズの原案となった
ゲーム版バイオハザード(略してバイオ)の、
「1」および「コード:ベロニカ」「5」の主人公であり、
映画版「3」に登場したクレア・レッドフィールドの兄であります。
なお、ゲーム版と同じくジルの仲間だったのかはちと不明でした。
僕がクリス像として求めるものは単純だ。まず、以下の4つ。
1.楽譜が読めない。ピアノが弾けない以前に、譜が読めない。
2.薬品に関する知識は無い。
3.キーピックは使えない。
4.最初でドジをやって荷物は全部失い、ナイフとライターしか持ってない。
これがクリスがクリスたる所以であり、考えてみればただの筋肉ダルマであり、
冷静に考えれば、現実にいたらどちらかというとあまり使えない奴なのです。
そのクリス役を演じるのが、「プリズン・ブレイク」の
ウェントワース・ミラーと聞いたときの驚愕ぶりと言ったらあなた。
「プリズン・ブレイク」で彼が演じたマイケル・スコフィールドは、
IQ200の超天才であり、その点においてはクリスとは対極を成す役。
まさか、「4」が元刑務所施設からの脱出というからミラーに決まったのか。
それならいっそ寝返るベネットをロバート・ネッパーにしちゃって。
ミラーのクリスはここでも仲間からの質問にマイケルよろしく、
「大丈夫!」「心配無い!」と、えらく強気な太鼓判を押す。
だが、「プリズン・ブレイク」なら予期せぬ事態がいつも起り、
「・・・!!」とうろたえるところだが「バイオ4」に関しては本当に大丈夫だった。
クリスのハイライトシーンは、クライマックス決戦の舞台となる、
アンブレラ社の船・アルカディア号内部でのアルバート・ウェスカーとの対決。
このウェスカーはゲーム版と同じくウィルスを投与しており、
超人的な身体能力を身に付けて、細胞変化も起りつつあり、
「こいつは俺を取り込もうとしている」という言動も見せている。
その対決の様子はゲーム「バイオハザード CODE:Veronica 完全版」で描かれる、
クリスとウェスカーの対決のシーンを思い起こさせるには十分な出来で、
僕も一番満足したシーンでした。
欲を言えばウェスカーはもう少し細身の方が原典に近いのですが。
ポール・W・S・アンダーソンは愛妻のミラと組んで良い仕事をしたと思う。
しかし、「デスレース」の方がもっと良い仕事だったと思います。
ミラ・ジョボヴィッチ演じる主人公アリスは例によって超人として描かれ、
念力は仲間と行動することが多いからか冒頭のアンブレラ潜入以外では封印。
「3」ではマチェットを揮ってたけれども今回は手裏剣を扱う。
ラッセル・マルケイの「ハイランダー」的センスを継承したのか?
冒頭のシーンではタイトでセクシーななボディスーツに身をまとっている。
しかし、このテのスーツで「イーオン・フラックス」の
シャーリーズ・セロンを越える女優はしばらくは出ては来まい。
それは幾らポールが愛していようとも越えられない資質の問題だ(なんのこっちゃ)。
あれで終わってもいい「3」のラストと違い、
今回は作らなければいけない様なラストになっている。
しかし、次回はビギンズものとして仕切り直すという噂もある。
5作目以降も作られるシリーズにはあまり良いものは無かったりするのですが、
さてさて、このシリーズは今後どうなっていくのか。
・・・・昨日の記事はなんですかって?何か書きましたっけ。
どうも記憶があやふやになっている気がしる。
友人は背中がかゆいといしゃにいったらでかいばんそうこうをはられた
疲れているが今は大丈夫だかいてることはしっかり
今日は たべ うま
というようなイメージの危険な文章は、ゲーム版の「1」の序盤に登場する
ウィルスに感染した人間の日記がネタで、この日記は当時かなり話題になりました。
最初の方のページはきちんと書かれているのに、後の方になると、
危険な事態への焦りとともにだんだんゾンビになっていく日記の書き手の様子が、
支離滅裂な文章から感じられ、最後の文章は完全にゾンビになる直前のものと思われる。
それを不気味なBGMの中、ページをめくる音だけが部屋の中に響き、
プレイヤー=主人公は息を潜めて読み進め、最後のページを読みきったとき・・・。
映画版ではこのような演出が当初から全く出てこなかった。
ゲームの方でも忘れられつつあることですが、
ホラー映画としての演出法は今一度、問い直すべきではないでしょうか。
もっとも、アクション映画として特化していくと思えば・・・。
僕は公開日前から楽しみにしていたことがある。
それは今回の映画には、クリス・レッドフィールドが登場するということ。
クリスと言うのは、このシリーズの原案となった
ゲーム版バイオハザード(略してバイオ)の、
「1」および「コード:ベロニカ」「5」の主人公であり、
映画版「3」に登場したクレア・レッドフィールドの兄であります。
なお、ゲーム版と同じくジルの仲間だったのかはちと不明でした。
僕がクリス像として求めるものは単純だ。まず、以下の4つ。
1.楽譜が読めない。ピアノが弾けない以前に、譜が読めない。
2.薬品に関する知識は無い。
3.キーピックは使えない。
4.最初でドジをやって荷物は全部失い、ナイフとライターしか持ってない。
これがクリスがクリスたる所以であり、考えてみればただの筋肉ダルマであり、
冷静に考えれば、現実にいたらどちらかというとあまり使えない奴なのです。
そのクリス役を演じるのが、「プリズン・ブレイク」の
ウェントワース・ミラーと聞いたときの驚愕ぶりと言ったらあなた。
「プリズン・ブレイク」で彼が演じたマイケル・スコフィールドは、
IQ200の超天才であり、その点においてはクリスとは対極を成す役。
まさか、「4」が元刑務所施設からの脱出というからミラーに決まったのか。
それならいっそ寝返るベネットをロバート・ネッパーにしちゃって。
ミラーのクリスはここでも仲間からの質問にマイケルよろしく、
「大丈夫!」「心配無い!」と、えらく強気な太鼓判を押す。
だが、「プリズン・ブレイク」なら予期せぬ事態がいつも起り、
「・・・!!」とうろたえるところだが「バイオ4」に関しては本当に大丈夫だった。
クリスのハイライトシーンは、クライマックス決戦の舞台となる、
アンブレラ社の船・アルカディア号内部でのアルバート・ウェスカーとの対決。
このウェスカーはゲーム版と同じくウィルスを投与しており、
超人的な身体能力を身に付けて、細胞変化も起りつつあり、
「こいつは俺を取り込もうとしている」という言動も見せている。
その対決の様子はゲーム「バイオハザード CODE:Veronica 完全版」で描かれる、
クリスとウェスカーの対決のシーンを思い起こさせるには十分な出来で、
僕も一番満足したシーンでした。
欲を言えばウェスカーはもう少し細身の方が原典に近いのですが。
ポール・W・S・アンダーソンは愛妻のミラと組んで良い仕事をしたと思う。
しかし、「デスレース」の方がもっと良い仕事だったと思います。
ミラ・ジョボヴィッチ演じる主人公アリスは例によって超人として描かれ、
念力は仲間と行動することが多いからか冒頭のアンブレラ潜入以外では封印。
「3」ではマチェットを揮ってたけれども今回は手裏剣を扱う。
ラッセル・マルケイの「ハイランダー」的センスを継承したのか?
冒頭のシーンではタイトでセクシーななボディスーツに身をまとっている。
しかし、このテのスーツで「イーオン・フラックス」の
シャーリーズ・セロンを越える女優はしばらくは出ては来まい。
それは幾らポールが愛していようとも越えられない資質の問題だ(なんのこっちゃ)。
あれで終わってもいい「3」のラストと違い、
今回は作らなければいけない様なラストになっている。
しかし、次回はビギンズものとして仕切り直すという噂もある。
5作目以降も作られるシリーズにはあまり良いものは無かったりするのですが、
さてさて、このシリーズは今後どうなっていくのか。
・・・・昨日の記事はなんですかって?何か書きましたっけ。
どうも記憶があやふやになっている気がしる。
友人は背中がかゆいといしゃにいったらでかいばんそうこうをはられた
疲れているが今は大丈夫だかいてることはしっかり
今日は たべ うま
というようなイメージの危険な文章は、ゲーム版の「1」の序盤に登場する
ウィルスに感染した人間の日記がネタで、この日記は当時かなり話題になりました。
最初の方のページはきちんと書かれているのに、後の方になると、
危険な事態への焦りとともにだんだんゾンビになっていく日記の書き手の様子が、
支離滅裂な文章から感じられ、最後の文章は完全にゾンビになる直前のものと思われる。
それを不気味なBGMの中、ページをめくる音だけが部屋の中に響き、
プレイヤー=主人公は息を潜めて読み進め、最後のページを読みきったとき・・・。
映画版ではこのような演出が当初から全く出てこなかった。
ゲームの方でも忘れられつつあることですが、
ホラー映画としての演出法は今一度、問い直すべきではないでしょうか。
もっとも、アクション映画として特化していくと思えば・・・。
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