ノビチャンマン ― 2006年09月16日 00時35分30秒

大作第2弾鑑賞「スーパーマン・リターンズ」です。
全くのリメイクかと思いきや続き物だったんですね~。
日曜洋画劇場の劇場一作目を見ていて良かったです。
もちろん見ていなくても楽しめますが。
でもマーロンブランドが特別出演しているなど、
旧作を見ていれば楽しいシーンもありますな。
墜落するジャンボを受け止め島を持ち上げ、眼球で弾丸を弾き返す。
無茶苦茶な強さの上に、あの派手なコスチューム。
自然な飛び方を再現、などはともかく爽快であれば良いのです。
そしてやはり血が熱くなるのはあのテーマ曲。
今日、「あ、あの映画の音楽だ!」とわかるBGMが少ないです。
そんな今だからスーパーマンのあのテーマとともに
スーパーマンが空の彼方から弾丸のように飛んでくると
「来た来た来たあ!」と震えが走ります。
まあ、時々口ずさんでいるうちにスターウォーズになるんですが(笑)。
スーパーマンはいかにもアメリカ的なヒーローと言われますが、
アメリカのイメージに暗雲が濃くなっている現在、
スーパーマンのように求められるアメリカに
なってくれればと考えるのであります。
ところで、スーパーマンが今まで作成されなかった理由は
監督のドタキャンや俳優選考の難航などいろいろありますが、
面白いのは「スーパーマンの呪い」。
旧作主演のクリストファー・リーブが落馬したことの他に、
出演者・スタッフの中にも不幸が起きた人が多いのだとか。
それがハリウッドではまことしやかに囁かれていて、
呪いが怖くて出演を断った人もいるとか。
そんな呪いがホントか偶然かはわかりませんが、
この新人ブランドン・ラウスに不幸が起きないことを願いますよ。
先日結婚して充実しているみたいですけどね。
ジーン・ハックマンなんか名優になっていますもの。
ティム・バートンがメガホン、と言う話もお蔵入りでしたが
それはそれでいつか実現して欲しい。
全くのリメイクかと思いきや続き物だったんですね~。
日曜洋画劇場の劇場一作目を見ていて良かったです。
もちろん見ていなくても楽しめますが。
でもマーロンブランドが特別出演しているなど、
旧作を見ていれば楽しいシーンもありますな。
墜落するジャンボを受け止め島を持ち上げ、眼球で弾丸を弾き返す。
無茶苦茶な強さの上に、あの派手なコスチューム。
自然な飛び方を再現、などはともかく爽快であれば良いのです。
そしてやはり血が熱くなるのはあのテーマ曲。
今日、「あ、あの映画の音楽だ!」とわかるBGMが少ないです。
そんな今だからスーパーマンのあのテーマとともに
スーパーマンが空の彼方から弾丸のように飛んでくると
「来た来た来たあ!」と震えが走ります。
まあ、時々口ずさんでいるうちにスターウォーズになるんですが(笑)。
スーパーマンはいかにもアメリカ的なヒーローと言われますが、
アメリカのイメージに暗雲が濃くなっている現在、
スーパーマンのように求められるアメリカに
なってくれればと考えるのであります。
ところで、スーパーマンが今まで作成されなかった理由は
監督のドタキャンや俳優選考の難航などいろいろありますが、
面白いのは「スーパーマンの呪い」。
旧作主演のクリストファー・リーブが落馬したことの他に、
出演者・スタッフの中にも不幸が起きた人が多いのだとか。
それがハリウッドではまことしやかに囁かれていて、
呪いが怖くて出演を断った人もいるとか。
そんな呪いがホントか偶然かはわかりませんが、
この新人ブランドン・ラウスに不幸が起きないことを願いますよ。
先日結婚して充実しているみたいですけどね。
ジーン・ハックマンなんか名優になっていますもの。
ティム・バートンがメガホン、と言う話もお蔵入りでしたが
それはそれでいつか実現して欲しい。
旅の後の心地よさ ― 2006年09月16日 22時05分38秒

2日間休日でしたがなぜかバタバタしましてあっというま。
そんな中ではロードムービー「トランスアメリカ」を鑑賞。
男性であることに違和感を感じ、女性として生きる道を選んだブリー。
女性として生まれ変わるための手術を目前に控え、
L.A.で暮らすブリーのもとに一本の電話が入る。
NYの拘置所に入れられた少年が実父を探しているという連絡だった。
かつてブリーが男性として一度だけ関係を持った女性が
子供を生み、息子・トビーは17歳に成長していたのである。
トビーを迎えに行ったブリーは父親であることを言い出せず、
教会のボランティア女性だと名乗る。
それが親子のN.Y.→L.A.という大陸横断の始まりだった。
手術まであと一歩のトランスセクシャル(TS)の男性のもとに
存在も知らず急に成長した息子が現れ、
真実を言い出せないままに絆が生まれていく、
ちょっと聞けばコメディのネタになりそうな話です。
しかしそこはユーモアに止め、シリアスなヒューマンドラマとして完成。
それどころか実にスッキリ後味の良い気持ちよい映画。
もちろん、真実を打ち明け苦悩と悲痛とボロボロになるシーンもありますが、
鑑賞後の爽やかな印象は過去のTSがテーマの
作品にはあまりないものです。
あの心地よさは充実していた旅行の終了後の感覚に似ています。
良い旅と良い出会いは人を成長させ精神の栄養となる。
まさにロード・ムービーに相応しい印象です。
父は母となった、いやいや大きな違いのようで些細なこと。
人間の信頼はそんな次元を越えると思わせてくれます。
ブリーを演じるフェリシティ・ハフマンは女優さんです。
女性にギリギリのところでなりきる男性、
というブリーの映像は本当に混乱してくるほど凄いです。
そしてトビー演じるケヴィン・ゼガースも目を惹く存在。
昔不良っぽかった頃のディカプリオと
「エリザベス・タウン」のオーランド・ブルームを思わせます。
要するにこれから楽しみな良い男なんですな。
「ブロークバック・マウンテン」など性の描き方は着実に変化しています。
映画やドラマは多大な影響を与えて世のイメージを固めるので、
こんな爽やかな作品がさらに増えればいいなと思うのでした。
そんな中ではロードムービー「トランスアメリカ」を鑑賞。
男性であることに違和感を感じ、女性として生きる道を選んだブリー。
女性として生まれ変わるための手術を目前に控え、
L.A.で暮らすブリーのもとに一本の電話が入る。
NYの拘置所に入れられた少年が実父を探しているという連絡だった。
かつてブリーが男性として一度だけ関係を持った女性が
子供を生み、息子・トビーは17歳に成長していたのである。
トビーを迎えに行ったブリーは父親であることを言い出せず、
教会のボランティア女性だと名乗る。
それが親子のN.Y.→L.A.という大陸横断の始まりだった。
手術まであと一歩のトランスセクシャル(TS)の男性のもとに
存在も知らず急に成長した息子が現れ、
真実を言い出せないままに絆が生まれていく、
ちょっと聞けばコメディのネタになりそうな話です。
しかしそこはユーモアに止め、シリアスなヒューマンドラマとして完成。
それどころか実にスッキリ後味の良い気持ちよい映画。
もちろん、真実を打ち明け苦悩と悲痛とボロボロになるシーンもありますが、
鑑賞後の爽やかな印象は過去のTSがテーマの
作品にはあまりないものです。
あの心地よさは充実していた旅行の終了後の感覚に似ています。
良い旅と良い出会いは人を成長させ精神の栄養となる。
まさにロード・ムービーに相応しい印象です。
父は母となった、いやいや大きな違いのようで些細なこと。
人間の信頼はそんな次元を越えると思わせてくれます。
ブリーを演じるフェリシティ・ハフマンは女優さんです。
女性にギリギリのところでなりきる男性、
というブリーの映像は本当に混乱してくるほど凄いです。
そしてトビー演じるケヴィン・ゼガースも目を惹く存在。
昔不良っぽかった頃のディカプリオと
「エリザベス・タウン」のオーランド・ブルームを思わせます。
要するにこれから楽しみな良い男なんですな。
「ブロークバック・マウンテン」など性の描き方は着実に変化しています。
映画やドラマは多大な影響を与えて世のイメージを固めるので、
こんな爽やかな作品がさらに増えればいいなと思うのでした。
最近のコメント