宇都宮の夜 ― 2009年06月02日 11時42分17秒
日時は5月31日の夜
繰返しになりますが、私は馬鹿なのです。
そうでなければこの宇都宮への旅も無いはず。
映画検定を16時にて全て終了した私は一路、宇都宮へ。
前年は検定終了後、17時出発の高速バスにて
すぐさま仙台へトンボ帰りしたのに、
今回は宇都宮で一泊するのです。
大学・漫研の同期で
現在、宇都宮在住のシネマの盟友・ぽんちょ君と
映画談義を肴に飲み明かすだけのために。
これは別に映画の未来についてのシンポジウムでも、
名誉ある雑誌のビッグな対談でもない。
単に、映画が好きで仕方ない馬鹿二人が
あれが好きだ、あれはしょんぼりだと、
あーだこーだ語り合うだけの夜なのだ。
それだけのためにホテル代と飲み代を捻出する私を
馬鹿と言わずになんと言おうか?
例によって首都圏の電車事情に疎い私が
宇都宮の地を再び踏んだのは午後19:30頃。
東京から付きまとった、にわか雨は幾分大人しくなったものの、
それでも路面に湿り気を与えています。
駅と繁華街の中間で地の利も申し分ないホテルで体制を整えると、
この馬鹿とぽんちょ君が合流いたしました。
さあ、いざ!夜の宇都宮へ。
ぽんちょ君の"いきつけ"と案内して貰ったのは小料理屋。
んま!私の人生初ですよ!
なんちゃって和風料理屋然としたチェーン店ではない、
女将さんとカウンター越しに向かい合う小料理屋!
昔、京番茶のCMに出ていた市田ひろみや
浅見光彦シリーズの雪江婦人を演じる八千草薫を思わせる
物腰柔らかで温和な笑顔の上品な女将さん。
ぽんちょ君の飲み仲間の方も加わり、
特選シネマ2本の提供をしつつ
今回の検定からシベリア超特急まで盛り上りました(笑)。
これはイカの口の部分を串にしたもの。
といっても全然気色悪くなくてハマりそう。
にら玉と水餃子に舌鼓を打ちながら、
楽しい時間も過ぎていくのです。
夜の中盤を過ぎたところで河岸を変えようと街へ。
途中でこの地の映画館詣でのご挨拶。
現在、名作「PARIS/パリ」を上映中。
行き着いたところは普通に「いろはにほへと」。
なにせ日曜の夜のために、開いている店が少ない。
そう、当初の計画では49ersのマスターに
ご挨拶で一杯やらかそうとしたのですが日曜は休業。残念!
ガラガラの店内で"ミルクたこ焼き"なるB級グルメに
一発かまされながらシネマ談義を再開。
いよいよ6月20日公開の「劒岳 点の記」のために、
「これを読んで行け!」とばかりに作成した
香川照之コラム「日本魅録」の劒岳撮影レポと、
木村大作の回想録「風にふかれて気のむくままに」を合体させた
「劒岳 点の記を10倍楽しむための本(自称)」をぽんちょ君に進呈。
トリプルXシリーズとサミュエル・L・ジャクソン
アイス・キューブとヴィン兄貴について馬鹿みたいに語りながらも、
深酒の夜はいつの間にやら深イイ話の夜へ。
シネマの談笑で終えるだけのつもりだった話は
「グラン・トリノ」に始まる"意味のある人生・死に方"についてや、
「ブルース・オールマイティ」「山桜」に観た、自分なりの"愛"について。
などなど。
いつの間にやらいろいろ抱えていた悩みや重荷を吐き出し、
自然に本音をサシで語り合うことができて
新たな気持ちで一歩前に進むことができる気がします。
昔からぽんちょ君とはそういう話を自然にするけど、
そんな話ができる機会と仲間がいることに改めて感謝した夜でした。
やっぱりこの日、ここへ来た意味がありました。
ありがとう!
翌日は昼間の宇都宮散策です。
この地のカフェを巡りますよ~。
繰返しになりますが、私は馬鹿なのです。
そうでなければこの宇都宮への旅も無いはず。
映画検定を16時にて全て終了した私は一路、宇都宮へ。
前年は検定終了後、17時出発の高速バスにて
すぐさま仙台へトンボ帰りしたのに、
今回は宇都宮で一泊するのです。
大学・漫研の同期で
現在、宇都宮在住のシネマの盟友・ぽんちょ君と
映画談義を肴に飲み明かすだけのために。
これは別に映画の未来についてのシンポジウムでも、
名誉ある雑誌のビッグな対談でもない。
単に、映画が好きで仕方ない馬鹿二人が
あれが好きだ、あれはしょんぼりだと、
あーだこーだ語り合うだけの夜なのだ。
それだけのためにホテル代と飲み代を捻出する私を
馬鹿と言わずになんと言おうか?

例によって首都圏の電車事情に疎い私が
宇都宮の地を再び踏んだのは午後19:30頃。
東京から付きまとった、にわか雨は幾分大人しくなったものの、
それでも路面に湿り気を与えています。
駅と繁華街の中間で地の利も申し分ないホテルで体制を整えると、
この馬鹿とぽんちょ君が合流いたしました。
さあ、いざ!夜の宇都宮へ。
ぽんちょ君の"いきつけ"と案内して貰ったのは小料理屋。
んま!私の人生初ですよ!
なんちゃって和風料理屋然としたチェーン店ではない、
女将さんとカウンター越しに向かい合う小料理屋!
昔、京番茶のCMに出ていた市田ひろみや
浅見光彦シリーズの雪江婦人を演じる八千草薫を思わせる
物腰柔らかで温和な笑顔の上品な女将さん。
ぽんちょ君の飲み仲間の方も加わり、
特選シネマ2本の提供をしつつ
今回の検定からシベリア超特急まで盛り上りました(笑)。
これはイカの口の部分を串にしたもの。
といっても全然気色悪くなくてハマりそう。
にら玉と水餃子に舌鼓を打ちながら、
楽しい時間も過ぎていくのです。

夜の中盤を過ぎたところで河岸を変えようと街へ。
途中でこの地の映画館詣でのご挨拶。
現在、名作「PARIS/パリ」を上映中。
行き着いたところは普通に「いろはにほへと」。
なにせ日曜の夜のために、開いている店が少ない。
そう、当初の計画では49ersのマスターに
ご挨拶で一杯やらかそうとしたのですが日曜は休業。残念!
ガラガラの店内で"ミルクたこ焼き"なるB級グルメに
一発かまされながらシネマ談義を再開。
いよいよ6月20日公開の「劒岳 点の記」のために、
「これを読んで行け!」とばかりに作成した
香川照之コラム「日本魅録」の劒岳撮影レポと、
木村大作の回想録「風にふかれて気のむくままに」を合体させた
「劒岳 点の記を10倍楽しむための本(自称)」をぽんちょ君に進呈。
トリプルXシリーズとサミュエル・L・ジャクソン
アイス・キューブとヴィン兄貴について馬鹿みたいに語りながらも、
深酒の夜はいつの間にやら深イイ話の夜へ。
シネマの談笑で終えるだけのつもりだった話は
「グラン・トリノ」に始まる"意味のある人生・死に方"についてや、
「ブルース・オールマイティ」「山桜」に観た、自分なりの"愛"について。
などなど。
いつの間にやらいろいろ抱えていた悩みや重荷を吐き出し、
自然に本音をサシで語り合うことができて
新たな気持ちで一歩前に進むことができる気がします。
昔からぽんちょ君とはそういう話を自然にするけど、
そんな話ができる機会と仲間がいることに改めて感謝した夜でした。
やっぱりこの日、ここへ来た意味がありました。
ありがとう!
翌日は昼間の宇都宮散策です。
この地のカフェを巡りますよ~。
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