母の一念 ― 2006年02月01日 22時34分08秒

お休みだというのに空もどんよりしたこの大雪。
あまり綺麗な雪ではないせいか、
考え事をしていると内に篭ってしまい、
だんだん自分があまりよろしくない人間に思えてきます。
引きこもっても仕方がないのでファースト・デイ映画の日!
今回のお題は久しぶりだジョディ・フォスター!
「フライトプラン」です。
精神不安定な女性という定番の役柄はさておき、
飛行機内で失踪した子供、乗客名簿の謎の情報操作、
乗客乗務員誰一人信用できない中、
観客にとっては主人公の記憶すら疑わしい、と
設定・アイデアは申し分ありません。
誰一人気づくことなく誘拐される子供、そんな馬鹿な。
と思いますが、子供の誘拐事件が続発する昨今、
人が暮らしている数メートル以内でさらわれる事例は珍しくありません。
子を思う母の一念、はこんな時代だからこそ
描き続けなければと思う永遠のテーマであります。
誰も当てに出来ないから、自分達の身は自分で守る、
現代を象徴したようなドラマです。
しかし、話の筋は?が過ぎる部分がちらほらありまして。
結局、最初に部屋を覗いていた二人組みはなんだったのか。
タクシーの運転手まで怪しげだったのは全く関係なかったのか、
単に、精神状態の不安定性を強調する味付けだったのか。
綿密な計画を立てた犯人の割には、
背中を見せたスキにあっさり殴られて昏倒するとか。
共犯者もポロポロ出てきますが、動機その他一切なし。
種明かしで一気に見せられても~。
と、ツッコミどころは多いのですが。
素直にシチュエーションを楽しめばよろしいかと。
役者は無論一級品ですので。公安官の不透明な怪しさも良い感じ。
・・・母親になると急に老けるのかな(←禁句!)。
あまり綺麗な雪ではないせいか、
考え事をしていると内に篭ってしまい、
だんだん自分があまりよろしくない人間に思えてきます。
引きこもっても仕方がないのでファースト・デイ映画の日!
今回のお題は久しぶりだジョディ・フォスター!
「フライトプラン」です。
精神不安定な女性という定番の役柄はさておき、
飛行機内で失踪した子供、乗客名簿の謎の情報操作、
乗客乗務員誰一人信用できない中、
観客にとっては主人公の記憶すら疑わしい、と
設定・アイデアは申し分ありません。
誰一人気づくことなく誘拐される子供、そんな馬鹿な。
と思いますが、子供の誘拐事件が続発する昨今、
人が暮らしている数メートル以内でさらわれる事例は珍しくありません。
子を思う母の一念、はこんな時代だからこそ
描き続けなければと思う永遠のテーマであります。
誰も当てに出来ないから、自分達の身は自分で守る、
現代を象徴したようなドラマです。
しかし、話の筋は?が過ぎる部分がちらほらありまして。
結局、最初に部屋を覗いていた二人組みはなんだったのか。
タクシーの運転手まで怪しげだったのは全く関係なかったのか、
単に、精神状態の不安定性を強調する味付けだったのか。
綿密な計画を立てた犯人の割には、
背中を見せたスキにあっさり殴られて昏倒するとか。
共犯者もポロポロ出てきますが、動機その他一切なし。
種明かしで一気に見せられても~。
と、ツッコミどころは多いのですが。
素直にシチュエーションを楽しめばよろしいかと。
役者は無論一級品ですので。公安官の不透明な怪しさも良い感じ。
・・・母親になると急に老けるのかな(←禁句!)。
分かりやすい→面白い→否 ― 2006年02月05日 01時14分24秒

世の中いろいろな映画があるもので。
一風変わったSF映画「プライマー」、鑑賞です。
この映画、一言で言えばタイムマシンの映画。
しかし、ちょっと難解なんですよ。
物語は電子機器研究開発を進める主人公と相棒の二人が、
超伝導の実験中に偶然に「タイムマシン」を開発。
と言っても僅かな時間しか飛べず、しかも過去へ一方通行。
それでは利用価値は低いかというと、
主人公達は株に注目し、株価が変動する前に遡って、
現在高騰した株を安価なうちに買っておく、
という錬金術に没頭するようになります。
で、難解という部分は、この過去に戻った時に当然いるはずの
過去の主人公達、劇中では「分身(ダブル)」と表現、
も交えて話が展開するという構成であることです。
最初のうちは自分と接触しないようにしているのですが、
そのうちに金だけではなく、過去の自分と摩り替わろうとするわけです。
摩り替わるとどうなるかというと、例えば失敗したことをやり直して
過去の行動をリセットしてしまえる、のではないかというわけです。
このために過去と現在の主人公達が入り乱れるようになります。
しかも主人公2人それぞれに2人、3人と分身が登場するので
混乱すること甚だしいのであります。
何を隠そう、以上の解説もパンフレットを読んで辛うじて飲み込めた次第。
こういう、何度も鑑賞してパズルを解いていくことを求める映画は
たまにあるのですが、そういう映画造りで重要なことは
なによりも「面白い」と思わせることでしょう。
つまらないと思ったら理解する前に皆が投げ出しますから。
「2001年宇宙の旅」など、そんなタイプでありましょ?
この作品の場合、専門用語が多くて敷居が高いのですが、
迷路に入り込んだような雰囲気は嫌いじゃありません。
低予算だけにアイデア一杯。時間も約80分で手ごろ。
理詰めの謎解き好きはどうぞお試しを。
とりあえず、DVDが出たらまた観ますよ。
一風変わったSF映画「プライマー」、鑑賞です。
この映画、一言で言えばタイムマシンの映画。
しかし、ちょっと難解なんですよ。
物語は電子機器研究開発を進める主人公と相棒の二人が、
超伝導の実験中に偶然に「タイムマシン」を開発。
と言っても僅かな時間しか飛べず、しかも過去へ一方通行。
それでは利用価値は低いかというと、
主人公達は株に注目し、株価が変動する前に遡って、
現在高騰した株を安価なうちに買っておく、
という錬金術に没頭するようになります。
で、難解という部分は、この過去に戻った時に当然いるはずの
過去の主人公達、劇中では「分身(ダブル)」と表現、
も交えて話が展開するという構成であることです。
最初のうちは自分と接触しないようにしているのですが、
そのうちに金だけではなく、過去の自分と摩り替わろうとするわけです。
摩り替わるとどうなるかというと、例えば失敗したことをやり直して
過去の行動をリセットしてしまえる、のではないかというわけです。
このために過去と現在の主人公達が入り乱れるようになります。
しかも主人公2人それぞれに2人、3人と分身が登場するので
混乱すること甚だしいのであります。
何を隠そう、以上の解説もパンフレットを読んで辛うじて飲み込めた次第。
こういう、何度も鑑賞してパズルを解いていくことを求める映画は
たまにあるのですが、そういう映画造りで重要なことは
なによりも「面白い」と思わせることでしょう。
つまらないと思ったら理解する前に皆が投げ出しますから。
「2001年宇宙の旅」など、そんなタイプでありましょ?
この作品の場合、専門用語が多くて敷居が高いのですが、
迷路に入り込んだような雰囲気は嫌いじゃありません。
低予算だけにアイデア一杯。時間も約80分で手ごろ。
理詰めの謎解き好きはどうぞお試しを。
とりあえず、DVDが出たらまた観ますよ。
グリーンピース ― 2006年02月05日 01時55分00秒
更新をサボりましたので3日分、と思ったのですが、
時間の都合上、一昨日と昨日の分のみUPです。
今日の分は明日の分と合わせて帳尻あわせ。
2月3日は豆まきでした、節分です。
私はすーっかり忘れていまして、
親から豆を渡されてやっと思い出した次第です。
ちょっとした豆知識ですが、家の中に撒いた豆は直ぐに拾わずに、
次の日まで置いておくのが良いのだそうな。
鬼を祓って福を呼び込むのに時間がかかるのでしょうか。
まあ実際、世の中の摂理もそんなものだと思います。
ところで節分というとTVっ子の私は思い出す話があります。
それは「ウルトラマンタロウ」の話の一つ。
登場した怪獣の名前は忘れましたが、
恐ろしい山姥のようなお婆さんが出てきて、
妖術で東光太郎(ウルトラマンタロウ)と少年を
節分の豆の中にミクロ化して閉じ込めてしまうのです。
そしてその豆は子供がボリボリ食べている豆の中に紛れ込むのですな。
早く脱出しないと食べられてしまう!
子供の目にはそれは恐ろしい話でしたよ。
今振り返れば、なんじゃそりゃ、という話ですが、
あの頃のウルトラシリーズは前作のウルトラマンAにしても
季節・時節を反映した、妙な話が多かったです。
その手の話で一番好きなのは、タロウの怪獣で
「モチロン」という臼に手足の生えた怪獣で
最後は月でタロウに餅つきの臼にされるという、安いコントのような話。
そんな話でも楽しみにしていた少年時代を思い出す、三十路射程内。
今でもたまにレンタルで観るじゃん!成長していないよ。
時間の都合上、一昨日と昨日の分のみUPです。
今日の分は明日の分と合わせて帳尻あわせ。
2月3日は豆まきでした、節分です。
私はすーっかり忘れていまして、
親から豆を渡されてやっと思い出した次第です。
ちょっとした豆知識ですが、家の中に撒いた豆は直ぐに拾わずに、
次の日まで置いておくのが良いのだそうな。
鬼を祓って福を呼び込むのに時間がかかるのでしょうか。
まあ実際、世の中の摂理もそんなものだと思います。
ところで節分というとTVっ子の私は思い出す話があります。
それは「ウルトラマンタロウ」の話の一つ。
登場した怪獣の名前は忘れましたが、
恐ろしい山姥のようなお婆さんが出てきて、
妖術で東光太郎(ウルトラマンタロウ)と少年を
節分の豆の中にミクロ化して閉じ込めてしまうのです。
そしてその豆は子供がボリボリ食べている豆の中に紛れ込むのですな。
早く脱出しないと食べられてしまう!
子供の目にはそれは恐ろしい話でしたよ。
今振り返れば、なんじゃそりゃ、という話ですが、
あの頃のウルトラシリーズは前作のウルトラマンAにしても
季節・時節を反映した、妙な話が多かったです。
その手の話で一番好きなのは、タロウの怪獣で
「モチロン」という臼に手足の生えた怪獣で
最後は月でタロウに餅つきの臼にされるという、安いコントのような話。
そんな話でも楽しみにしていた少年時代を思い出す、三十路射程内。
今でもたまにレンタルで観るじゃん!成長していないよ。
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