天の光は全てマイケル ~ムーンウォーカー2009年06月27日 23時52分39秒

マイケルといえば私の中では
ジャクソン、J・フォックス、富岡が三巨頭。


その一角、マイケル・ジャクソンが死んだ。

それを知ったのは界王様の修行でバブルスくんを捕まえた後、
もとい、26日の午後から仕事に出た後のYahooニュースで。
最初は嘘かなんかだと思ったのですが・・・。
早すぎるとはいえ、彼にも死ぬ運命が訪れたのか・・・と、
信じられない、別の並行宇宙に入り込んだような放心をした次第。


そんなわけでこれまで何かとネタに使ってきたことですから、
個人的に追悼をしようとマイケルの伝説映画
ムーンウォーカー」を鑑賞。ポウッ!

2ヶ月ぐらい前にレンタル落ちVHSを100円で購入したものです。
(パッケージの"ゴキゲン"なビート&ダンス~、
というフレーズが時代を感じさせます・・・。)
・・・それを購入したのは、彼の死期を感じた予兆だったのか?ポウッ!


これは1988年の作品で、マイケルが製作総指揮を務めた、
完全・完璧・マイケル様凄いわ!作品。
いろんな意味で。ポウッ!(←もういい)

93分のうち、ほぼ半分以上が
マイケルのミュージック・ビデオとしてできており、
ドラマ部分は上映開始から40分ほど経過してから、
子供をドラックの世界に引きずり込もうとするギャング?達から、
子供達を守るためにマイケルが悪に立ち向うという物語。
ちなみに、共演はショーン・レノン(ジョン・レノンの息子)。

ドラマパートが始まっても荒唐無稽過ぎて
ドラマも何もあったものではありませんが、
あらゆる意味でマイケルらしさは完璧。

マイケルと子供達との出会い、
ギャング達との遭遇、
子供達を逃がしてマイケルが敵をひきつけて逃走、
子供が捕まりマイケルが助けに行く、
ギャング達との最終決戦。
というシンプルな流れですが、
何の前触れもなくカットが変わると
マイケルの衣装が変わるというのは序の口。

ギャングに囲まれてたマイケルの逃走手段は、
空に流れ星が光るとき、マイケルの身体に奇跡が起き、
「バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンの様な
近未来的な車へとマイケル自身が変身する」のです!

このデロリアンもどき、後部から炎を上げて走る点、
走った後に火柱が立つあたりなど、益々もってデロリアン。
超高速で宙を駆ける様な猛スピードで夜の街を走り去ります。

ポウッ!

しかし、その程度もほんの序章に過ぎず。
子供を助けるために単身敵地に乗り込んだマイケルは、
私設軍隊の如く武装した兵達に囲まれてピンチ!
少女を人質にとられて痛めつけられるマイケル、
少女にドラックが打たれ様としているその時、空に流れ星!

今度のマイケルは、星明りに照らされ、
彼の目が「カッ!」と紅色に光り輝いたかと思うと、
マイケルの身体は銀色の光を放ち始め、
その肉体は金属へと変わり、奇跡の超無敵ロボ、
マイケル・ロボ、はたまたメタル・マイケルへと変身するのです!!


マイケル・ロボはどんどん変形を始めて、
もはや動力部分はどこにあるか分からないほど。
(それ以前に、もともと生身のマイケルなんですけど)
まずはバリアで銃弾を跳ね返し、反撃の武装は
ミサイル、ロケットランチャー、指向性の音波兵器??
とにかく何でもありな射撃系攻撃で圧倒します。

そして、最終兵器のメーザー砲のような兵器を持ち出した悪のボスは、
宇宙船に変形したマイケル(!?)の放った
超究極無敵ビームにより、塵となったのでした。


ポウッ!

子供を守るため奇跡を起こしたマイケル。
そりゃ、PVパートでもマザー・テレサ達のような
聖人達と同格に扱われているもの!

いやあ、でもね、PVパートはやっぱり凄いダンスですし、
ドラマパートは驚愕と笑撃を与えてくれますから、
これはこれで名作(迷作?)だと思います。
ああ、マイケルはやっぱり子供が大好きなんだな、と感じます。
現在はDVDも発売しておりますので、是非、この機会にご鑑賞を。

ちなみに、1990年にセガが発売したマイケル監修ゲーム、
マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー」の設定は、
この映画の設定と共通する部分が多く見受けられます。

ポウッ!

・・・マイケルは死んでいません。

エルビスと同じく、故郷の星に帰っただけです。
そして、500年後の未来に、スペースマイケルとなって、
地球の危機を救うために颯爽と帰って来るのです。

人間だろうと、宇宙人だろうとマイケルはマイケルです。
西の空に明けの明星が浮ぶ頃、空に向かう一つの光
それがマイケルだったのです。

ポウッ!

さて、これから数年以内に
マイケルの伝記映画をハリウッドが製作すると睨んでいるのですが、
まずはジャクソンサイドがドキュメンタリー映画を作るかなと。
それを踏まえた上でジャクソンサイド総監修で劇映画かも。

マイケル演じる俳優ですが、私は人種を超えてジョニー・デップを。
彼ならばセクシーさと音楽的センスも兼ね添えていうこと無し。
あるいは、冒険してロバート・ダウニー・Jr.
アフリカ系黒人俳優ではちょっと今はいないと思います。
もしアフリカ系路線で選ぶならば、むしろ女優ではいかがか。
ボブ・ディランをケイト・ブランシェットが見事に演じ切った前例もある。


・・・・こんなんで追悼になったでしょうか。
次は「マイケル・ジャクソン IN ネバー・ランディング・ストーリー
を鑑賞してみようかしら。(←誰か止めろ)

ありがとうマイコォッ!
ポォォォッウッ!!!!

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crystallog.asablo.jp/blog/2009/06/27/4395724/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Loading