明治神宮へ初詣2012年01月02日 23時48分17秒

成田山を2時半過ぎに出立した我々は一路、
次の初詣(と言ってももう詣でたけども)の地、明治神宮へ。

明治神宮の初詣と言えば日本一の参拝者数を誇ると言います。
明治神宮行くのも初めてだというのに、そんなときに行くとは極端な。

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后が崩御した後、
その御神霊をまつるために創建された神社です。
伊勢神宮などよりは新しい神社というわけです。

伊勢神宮へ行ったときはそこを取り巻く街全体が趣きがあり、
神社がそこにあることがごく自然の様に感じられましたが、
こちらはさすが東京、都会と隣り合わせに別世界が存在するという印象です。
(何しろ原宿駅近辺から参拝に行くのですから。)
それがかえって特別な場所という空気をより感じさせます。



さて時刻は4時少し前ですが、一つ目の鳥居前からかなりの人です。
でもそれも序の口。直ぐにみっしりと集って動かなくなりました。
またまた成田山と同じく数歩進んでしばし止まりの近くて長き道です。
時刻も時刻なので着いた時にはなんとか陽の名残がありましたが、
参拝に並んでいる間にたちまち夜の暗さが到来しました。



境内の緑を愛でる事ができないのは心残りではありますが、
明かりに照らし出されて輝く建築もまた神々しい感があります。

進んだり止まったりを繰り返すこと約1時間半。
遂に明治神宮の御社殿に着きました。
その視界に広がる人の海と、その遥か剥こうの社殿の輝きといったら!
それを見た瞬間、やはり来てよかったと瞬時に感じられたのでした。




そうか、皆さんこのために寒くても長くてもやってくるのかと、
その輝きに畏怖を抱きつ、想いを籠めた祈願を終えました。
スケジュール表ではここで自由夕食となっているのですが、
ゆっくり座って注文を待っているほどの余裕はありません。
かといって、ホテルの食堂はしまってしまう時刻なので・・・。

そこで、出店で何品か見繕いホテルで食べることに。
旅先では色々なものを少しづつつまむ食べ方も一興。
神社仏閣の静けさや深き緑に触れるのはまた次回として、
そのときならではの盛況に触れるのもまた貴重な体験です。

そして次の日はいよいよ、皇居に行くという胸の高鳴りを押さえ、
ホテルで眠りに着いたのでした。

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