沈黙の警察 ~「実録!スティーヴン・セガール警察24時! 」2011年05月30日 23時55分27秒

実録!スティーヴン・セガール警察24時! DVD-SET
実録!スティーヴン・セガール警察24時! DVD-SET

震災前に注文していた「実録!スティーブン・セガール警察24時!」。
※これは映画ではありません。

沈黙の〇〇シリーズで御馴染みの宇宙最強オヤジ・セガールは、
アクションスターとして映画界で活躍する一方で、
正真正銘の警察官として20年間もの間、
この社会の悪を駆逐し人類の愛と平和を守ってきた。
この作品は、セガールの警察官としての顔に密着したドキュメンタリーであり、
セガールの真実と哲学を余すところなく映像に焼き付けたものである。


作品は約25分程度の番組を繋ぎ、合計13話のエピソードを収録。
パトカーで同僚とパトロール中にセガールの言葉を語り、
彼が警察官になった経緯、その恩人に対する敬愛の念を表す。
事件に遭遇し犯人の逮捕や職務質問、ときには家宅捜索も行う。
その合間で、署内での会議や武道訓練、仲間達との交流、
街行く人達とのふれあいやチャリティー活動などの地域貢献、
およそ考えられるエピソードのほとんどを詰込んでいます。

さすがに俊敏なアクションで容疑者達を蹴散らすことはないものの、
セガール哲学は存分に発揮されております。
銃の所持資格の試験を受ける職場の部下に指導するセガール。
百発百中の腕前を誇る彼はこう語る。
「"禅"の精神だ」と。

僕らがセガールに求めるているものはなんだろうか。
マーシャルアーツかナイフアクションか剣戟かガン捌きか。
もちろんそれもあると思うが、セガールの哲学もまた魅力であり、
何やら勘違いした感のある部分も含めて僕らは愛しているはず。
そして彼のユーモアセンスにも吹きだし、いかにも屈強そうな外見と裏腹の
子供達をはじめとする人々への優しい眼差しもまた彼の魅力なのだ。

真に強き者は、武力を揮うだけが強さではない。
そして、僕らが真に惚れこむのはそういう一面であるはずだ。

だから、今回の作品にはセガールの言葉、セガールの思想が120%で溢れ出し、
ファンから愛され仲間から慕われる本当の意味で良いオヤジの彼がいる。
全体時間はディスク3枚の本編+特典映像を合わせて約3時間に及ぶが、
これは昨今の沈黙シリーズを10本観るよりもオヤジに惚れる。
セガールファンはこの作品をこそ、聖書とするべきだ。

原題は「LAWMAN」。法を執行する者ということになります。
スティーブン・セガールの初期作品が「刑事ニコ/法の死角」
「アウト・フォー・ジャスティス」などと法や正義の外に向った邦題と
考えると、何やら感慨深いと思います。


この作品の舞台はルイジアナ州ジェファーソン郡になりますが、
ハリケーン・カトリーナが街を襲ったときの状況も映し出されます。
他人事とは思えないことということを今、私たちは身を持って知っています。
セガールもまた、海の向こうから見ていると信じていたい。
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