さあ、経済まわしましょう 青森・弘前へ りんごだらけ2011年05月05日 23時52分10秒

経済まわすぞと言ってもそれが本当に回せるかはわからないけども。
でも、テレビのインタビューを受けていた松島の観光客の方が言っていました。
募金はいつ届けられるか分からないから、直接現地に行って、
お金を使った方がその地にいる人の助けになるんじゃないか、と。
僕は賛同します。

それは青森から帰ってきて聞いたことですが、
とにかく今回はそういう思いで、残金とかあまり気にせずに、
買えー、食えー!と走り回ってました。
気づけばホタテとリンゴしか食べていなかった気もします。

もうやっぱり何でもかんでも林檎、リンゴ、りんご!
リンゴ関係だけでも1日過ごせてしまいますよ。
そんなわけで今日の記事はリンゴだけ。

まずは新青森駅にて。
この駅ビルに食い処、お土産屋が詰まってます。

これは青森で大正7年創業の老舗「おきな屋」さんの
和風アップルパイ「たわわ」。

"皇太子殿下献上銘菓"と書いてあるだけあって上品な味です。
アップルパイは紅玉に限る・・・と美味しんぼ譲りですが、それを裏付けます。
しかも、お店の方によると、はやぶさのグランクラス、
そこで出るお菓子にも採用されたのだそうですよ。
そうか、今はそういう売り方もあるのか!

■大正7年青森で創業の和菓子の老舗「おきな屋」
 http://www.a-okinaya.co.jp/


こちらは「しかないせんべい」さんの「らぷる」という焼き菓子。
シャクシャクしたリンゴの角切りが爽やかで、冷やすと美味しいですよ。

これですね、カステラ生地でフルーツを包んだ定番かと思いきや、
半生の"煎餅"生地を水分を含んだまま焼いたのだそうで、
見た目よりも凝ったお菓子になっています。

■しかないせんべい
 http://www.shikanai.co.jp/

リンゴまるごとバームクーヘンで包んだ、アップルクーヘン。
青森のお土産と言えば、我が家はリンゴ丸ごとパイ生地で包んだ、
「気になるリンゴ」だったのですが、最近は新しいものが生まれた様です。

こちらは青森駅前。
あれは新青森駅だっけ?青森駅だったけ?とややこしくなります。

青森駅の道路挟んで直近にある「A-FACTORY」。
ここは、リンゴの加工工房とお土産屋、
カフェ・レストランスペースが一体になっています。
リンゴに限らず魚介類などの青森名産品も集まっていますよ。

■JR東日本青森商業開発ホームページ
 http://www.jre-abc.co.jp/

リンゴジュースだけでこんなにたくさん!
リンゴの品種ごとに違ったりもして飲み比べ利酒状態。

ホテルの朝ご飯にも出ているくらいポピュラーなんですな。
それも流石で、宮城より遥かに美味い。

こちらはビジュアル重視のリンゴジュース。
ねぶたに加えてこちらでも"はやぶさ"新幹線です。
ねぶた缶はホテルの自動販売機でも普通に売ってます。


これも「しかないせんべい」さんの「りんごがゴロゴロクーヘン」。
持った感触がもう、重い!ずっしり。
名に偽り無しのゴロゴロもさることながら、シナモンの香りが!
こちら今回のお勧めのひとつです。


手頃かつ地味にお勧めしたいのがこちらの
「農家が干したリンゴ一口サイズ」。
ふじ、むつ、王林、紅玉といろいろあります。

見た目は干してシワシワのリンゴですが、これが口に入れると。
最初じんわりと、そして一気にリンゴの蜜が溢れる感覚で嬉しい驚き!
この後ご紹介するりんご紅茶のお茶うけにぴったりです。

こちらは掌に収まり見えないくらい小さい姫りんご。




アップルスナックやら、りんごゼリーにりんご玉羊羹やら、
りんごカレー・・・。工芸品もリンゴ。
あらゆるものがリンゴで出来るかもしれないリンゴ空間です。
お気に入りのリンゴをお探しになってはいかがでしょうか。

今回一番のお勧めはこの「金魚ねぶた」。
「A-FACTORY」お隣の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で購入。
ねぶたの"金魚ねぶた"を象った包み紙で、
りんごの玉羊羹を包んだ可愛いお菓子です。



箱を開けるとこの通り。食べるのがもったいない。
掌に乗せると可愛いですね~。

さてさて、弘前に行くとこれまた気合の入ったリンゴ。
何しろ、"りんごのまち"弘前と名乗っているもの。

駅構内のこの巨大りんご!大人の背丈より高さあります。
隣のミニチュアは県重宝の旧弘前市立図書館のもので、
弘前にはこのような明治大正の洋風建築物があちこちにあるそうです。
りんごを味わいながらこれらをゆっくり眺めて歩きたいですね。

弘前駅前の「りんごの風」という男女の像。
とくにこの男女が誰というわけでもないようですが、
弘前とりんごの爽やかさを現したものなのだそうです。

弘前公園の北の郭内のお土産コーナーでも当然、りんごです。
「焼きりんご」を缶詰にしちゃったというもの。
僕はちょっと皮無しの方がもっと良いかなあ。
冷やしたり温めたり、煮るなり焼くなりした結果、
シロップたっぷりでレンジで温めるのが良し。

りんごの紅茶はそこらのアップルティーとは違います。
封を切ったときのりんごの香りが違いすぎます。
これはもう、アップルティーの一種ではなく、
「りんごの紅茶」という素晴らしき別ものです。

まだまだあるあるりんご菓子をとても食べきれませんが、
ここで素晴らしきものを見つけてしまいました。
それはまた後々・・・。

次回はその他のお土産編。
Loading