元気と食を分け合うこと2011年03月23日 22時32分49秒

3月20日のこと。
仙台市内中心部では毎日開店する店も増えてきて、
食品類も選ばなければ手に入り易くなっている様ですが、
郊外の団地ではまだまだ、長い行列と食糧不足が懸念されています。

特にコンビニの復旧がこんなに遅いとは誰も思わなかったのでは。
町内周辺に5件ほどありますが、やっと開きだした現在も、
それほど役に立つものは手に入っていません。
何故か郊外も中心部も、ドリアと中華丼ばかり並んでます。


一方、地元スーパーの立上がりは素早いものでした。
しかし行列が解消されるにはもう少し時間がかかりそうです。
3月20日10時頃、仙台市の桜ヶ丘みやぎ生協もこんな感じでした。
2階駐車場から1階入り口までずーっと行列、店内まで約1時間くらい。

晴れている日は良いですが、17日の様なこんな雪の日も並ぶと辛い。
実際、別の日に水汲みで並んでいる間に体調を崩した方もいました。

特に一人で並んでいるのは精神的にも疲労しますので、
前後の方とできるだけ情報交換などのお話をしましょう。
みんな、情報や仲間が欲しいと思いますから。

僕が前の女性と近況を話していたとき、
「ご両親、果物など食べられていますか?」と聞かれ、
ちょっと果物などを渡されそうな感じだったので僕は、
「いや、リンゴとミカンが5個ぐらいあるので大丈夫ですよ。(本当)」と。

束の間のやりとりがお互いを救っていくこともあると思います。
お店の人も激務に追われて、あまり食べられないのも同じ。
「ありがとうございます。お大事にしてください。」と、
できるだけ声をかける様にしましょう。


ところが今日、3月23日に仙台市内原町のスーパー、サンマリに16時頃行くと、
「1家族20点まで」の限定ながら魚も肉も沢山買えました。
ブラジル産やアメリカ産など海外ものが目に付きましたが、行列も無し。

仙台市の郊外、そして沿岸部と比べてこの差はなんなんだ!
桜ヶ丘生協の行列も徐々に短くはなってきてる様に感じますが、
やはりその様な不均衡を感じています。


さて今日の言葉は、2006年のウルトラマンメビウスのOPより。
http://lyric.kget.jp/lyric/ko/ly/
~ぶつかりあい励ましあい 立ちはだかる闇を越えよう~

映画の主人公、物語のヒーロー、彼らはこんなときどうするのか。
あるいは実在する俳優さんやスポーツ選手でもそうです。
平時に彼らをかっこいいと思ったり憧れたりしていたならば、
現在の様な何百年に一度の危機せまった状況のときほど、
自分が憧れた、感銘を受けた言葉を思い出してみてはどうでしょうか。

奇しくもウルトラマンメビウスのOPはこう始まります。
~いますぐできることはなんだろう~

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://crystallog.asablo.jp/blog/2011/03/23/5755201/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

Loading