新しき年/今年の抱負2010年01月01日 21時35分44秒

さて、2010年1月1日を迎えました。
皆様、あけましておめでとうございます。


本日は5:30起床。
その後、7:00頃には賀茂神社に元朝参りに行き、
帰宅後は大層な雪だったため家に籠っていました。

今回はその元朝参りの画像でもと思っていたのですが、
何しろ実際には雪がわんさかと降っており、
八甲田山/死の彷徨を連想させたので撮影自体を断念。
僕は木村大作カメラマンではないもので。
尊敬はしていますけれど。
それに僕のデジカメは防水・耐水ではないので。

というわけでいつぞやの正月の記事と同じく、
僕の実家の正月朝の食卓で済ませてみました。
ちなみにこの家では餅は胡麻が圧倒的に人気。



職場は12月30日まで仕事だったので、
この正月3日間は無理せずのんびりしようと思います。
病気もまだまだ経過観察中ですし、風邪も流行中ですから。
退院後に3回ほど通院しましたが、
思ったよりもゆっくりとしたペースでの観察なので、
完全に直ったと言えるのは最初は半年後ぐらいかと思いましたが、
再発よりほぼ1年後の今年の9月~10月ぐらいかもしれません。

何事も、無理せず焦らずやるべきことからやります。


昨日の記事からも続きますが、
「やるべきこと」とは病気の治療と仕事についてもですが、
昨年の8月より加わらせて頂いた、
仙台短編映画祭実行委員会としての活動を指します。

加わってから4ヶ月。
途中で入院を挟み、映画祭当日の活動にほとんど参加できず、
そこでもご迷惑をおかけ致しましたが、
お会いすることも少ない中でも映画祭の皆さんとの活動から、
確信を得ました。


今後やるべきことが決まったと言っても、
具体的に自分では何をどうやれるかはまだ分からない、
どこぞの新政権のようで申し訳ありませんが、
分からなければ目の前のことを一つ一つ行い、
皆と活動して行く事でその先も見えてくると思います。

自分がこれから進むべき方向だと、
そう感じさせてくれた出会いに感謝致します。


さて、やるべきことが定まったら周囲の整理です。
入院することが決まった時点で今後不要な物を捨て、
(それでも他人から見れば無駄な物があるけれど。)
修行増の様な入院生活を通じて、煩悩も抑えられました。
(なんとなくあっただけの不必要な物欲とか。)

自分がやるべきではないことは削ぎ落とし、
余暇と娯楽は必要なものを残し、
かつそれらが一つの方向に向かう様に実になるように。


「~邪魔するやつは馬に蹴られて死んじまえ」
というくらい本気ということです。(←「Gガンダム」かい。)
なんて冗談はともかくとして、

プライベートでの活動であっても根っこの心は本気です。
実際、本当に遊びじゃねえシビアな課題は盛りだくさんですから。

「やりたいこと」「やらなきゃいけないこと」と、
「やるべきこと」とは根本的に質が異なります。


まずはそれを今年の抱負としまして。
皆様ともども実り多き年となりますように。

脳が言うから食べる食べない?2010年01月02日 22時00分12秒

さて、今日は横殴りの寒風が吹荒れていて、
(少なくともうちの周りは。山沿いなので。)
ちょっと外出したものの、やはり巣篭もりです。
ヒーター焚いていないと日中も寒いような室温ですもの。

「LOST/シーズン4」やNHKドラマ「坂の上の雲」に
ヒッチコック監督のBSドキュメンタリーなど見たり、
年賀状の返事などを書いていたりしていました。


昔は正月三が日と言えば、餅を食べまくり
おせちの残りを処分してと随分長い間
正月料理との格闘戦が続いていたと思うのですが、
ここ数年、うちの実家は2日目はあっさり試合放棄。
2日目どころか1日の昼間にはパン2個でした。

それでも食生活が乱れやすいのが正月恒例。
今日は食の話で入院食の話をしましょうか。


どこの誰までかはしらないけれど、
知ってる人は知っている僕のかかった病気は
腎臓病の「ネフローゼ」です。

症状についてはまたの機会に譲るとして、
(一度書いたけどもかなり長くなった。)
この病気の症状で一点、
尿蛋白が出てはいけないのに排出されるということ、
治療薬の副作用で一点、
血糖値があがるということ、
があり、概ねこのために食事制限が設けられました。

蛋白出していけないから、そもそも、たんぱく質あまり食べないでね。
ということです。

普通、現在の病院の食事というのは「A食・B食」などとあり、
入院時にどちらの食事が良いか選択するのが一般的らしく。
いわゆる普通食というもので一般家庭や
特に一人暮らしの人からすれば量は大目であることが多いようで。

これに対して食事療法と銘打った制限食は厳しい。
僕に課せられた制限は以下の通り。

1.カロリー/ 1800キロカロリー(後に2200に。)
2.たんぱく質/ 40グラム
3.塩分/ 6グラム
(1日あたりの合計)

手元に資料が無くなったので、たんぱく質数値については怪しい。
しかし、1日に必要量は30代男性ならば2200~2500kcal、
たんぱく質は60~70g、塩分は10gというので、
(重労働に従事する方々はもう少し摂取だそうで。)
栄養士さんに言われたように普通の約3分の2です。

念のために断っておきますが、
このブログは健康をテーマにしたものではなく、
データや統計の詳細な数値を紹介するものではないので、
そこまでは真剣に読まないでいただきたい。

具体的に実践するとどのようになるのか。
それは以下の病院食の画像の通り。

これは中々多い方。朝は必ず牛乳が付きます。
ビスコの様なビスケットがまれにつきます。
そして、頻繁にさつま芋が付くのですが正直頻繁すぎて、
ネタに困ってとりあえず、という感が否めません。

これは似ているけどパンが違います。
スープまたはみそ汁が付くのはほぼ、朝のみ。
肉などというものはほんの一握り。
あと、こっちのパンはボソボソ崩れやすく一般に不評。

ご飯はわりと大目で、おかず少な目が基本形。
陰に隠れてますが魚は小さい切り身、
ご飯より右上のスプーンと比べてください。
伊達の一のようなものや煮魚が多かった気がします。
あとはおひたしに茶碗蒸し(卵と菜っ葉だけ。)。

こいつはいつもに増して少ない感が満載、実際量は少なく。
豆腐系の揚げ団子に、右上はそれにかける大根おろしときてます。
何かやらかした旦那さんへの罰としての今朝の朝食ですか?

左下にキノコソースがかかっている鶏肉があります。
でも、ブロッコリーより僅かに大きい程度。
とにかく肉といえばほぼ鶏肉。
ちなみに皮は望むべくもなく(普段もこだわらないけど)。

これは少しひねっているのですが、
メニューは記されている料理名をそのまま読み上げるなら、
「ビーフシチュー」。

・・・どこに?左下に。塩分を極力抑えるとこうなるようです。

僕は記憶がないのですが、その昔むかし初めて発病した際の
食事制限のとき、カレーライスを食べたいと駄々をこねた
(3歳ぐらいだったので。)ところ、「真っ白なカレー」
という未知の食べ物が出されたとのこと。
実にこんな感じだったのでしょう。
幼い僕はそれでも「うまい」と喜んだとさ。


と、ここまで実際の食事を振り返りましたが、
共通するのは入院前に比べて薄味で量が少ないこと。
これには多くの人が苦しみ、こっそり後で何か食べるのだとか。
でも、幸いにして、僕は普段からほんのり薄味派好み。
それに関しては問題なくクリア。

ただし、量が少ないのはなんとも。
そこでゆっくりゆっくり時間をかけてよく噛むことに。
噛む量を増やすことで満腹感を増やす作戦。
無論、ソースまで余さずに食べつくすのですけど。
また、ゆっくり噛むと血糖値もあがりにくいらしいです。

そこで気づくのは、ゆっくり食べると味がじんわり染み出ること。
そして薄味を味わうには必然的にゆっくり食べなければならない。
というわけで自然と理に適うことをせざるを得ないのですね。

あと、カレーを「飲み物だ!」とか言って早食いする人がいますが、
あれは味が濃いから自然に早食いになるのではないかなと。
もしカレーが凄く薄味ならパッと食べる定番にはならないのかなあ。


これらの食事をした後は何も食べず、ただ口にするのは水のみ。
禅僧ほどではないけれども、無駄な食欲を抑えることになりました。

ちなみに、退院後は実家暮らしなので親に、
ほぼ同様のものを作ってもらっています。いとありがたし。

ただ、身体の方も身についているのか、
「残っているからとりあえず食べきってしまおう」というよりも
「もう食べなくても良いから食べない」という
身体に対する純粋な脳の欲求に従うようになっています。
こうなると、あまり「制限食」を意識しなくとも、
普段通りの食事や外食でも大体コントロールできるようになります。
お昼は食べすぎたから、夜は軽めで良いとかですね。

おかげで体重はほぼ一貫して58.8kg前後。ブレは最大0.6kg。
体重の増加が無いのは浮腫みがないということだそうです。


下界に降りて、2ヶ月ほど経ちますが
健康的な食生活は維持していきたいものですね。
次の機会には水の摂取や間食の話でも。
(だから、健康や食がテーマではないっての!)

お水なお話2010年01月03日 22時17分42秒

さて、今日は水のお話。

・・・食と健康のブログではないのですけど、
気の向くまま、その日に書きたいことを書いております。

近日中には映画の話を書きますよ。
目下のところ、脳内アカデミー審査員が協議中で、
「2009年の鑑賞済み映画ベスト10/外国映画篇・日本映画篇」
を近日中に発表する予定です。
(5~7日、または6日~8日に予定)


話を水に流して。ではなく戻して。
腎臓を患っている人は大体の人が「水分を取れ」と、
お医者さんから勧められるようです。
かくいう僕もその一人。

ただし、取る理由は誰の場合も今一つはっきりしません。
というよりも腎臓病も症状や合併症で対処が様々なので、
水分を取る理由にも色々あるようです。


ともかく、僕は現在のところ1日あたり2Lをノルマとしてます。
丁度、大サイズのペットボトル1本分ですね。

しかしながら、2Lを職場でも常時携帯するのは骨が折れるので、
外出時には500mlボトル等に小分けにして必要量を携帯します。
でも仕事の日には、職場と通勤退勤途中に摂取する量に
あとちょっとのところで足りません。
かといって、500mlを2本持ち歩くのは邪魔。

というわけで試行錯誤の末に、現在のところ丁度良い携帯法が、
職場用の1Lボトル、通勤・退勤途中の500mlボトルを
両方持ち歩くという方法。
・・・・合計1500mlを持ち歩くのは邪魔では?
そうではなく、車両通勤なので500mlは車にのみ置くのですね。
そして職場には1Lボトルだけ持っていくと。

この1Lサイズが僕は形も気に入っているので毎週1本買います。
買って、飲みきったら湯冷ましを入れてるのです。
当初は水筒も考えたのですが、しっくりくるのが無いので。


それから、入院中に同室の方から聞いた話ですが、
継続的に飲んでいる水の種類は無闇に変えない方が良いそうです。
旅行などで「旅先で飲む水が合わない」というように、
飲み水の質が変わると体調が崩れたりするようです。
もちろん個人差はあるでしょうけど。
「あの水が健康に良いらしいよ」と聞いても、
やたらに乗り換えたり"ちゃんぽん"したりは良くないみたいです。

ちなみに、僕のミネラルウォーターの好みは、
「アルプスの天然水」なのですが、職場の自販機でも売られ、
セブンイレブンでも買える「いろはす」で定着しています。
ペットボトルがやたらペコペコ簡単に凹むのは不満ですけど。
ク○ス○ル○イザーなどの海外物は好みではありません。


入院中は500mlを1日あたり6~7本、多いときで8本でしたが、
これは医者から「とにかく水分どんどん取って」と言われ、
特に上限を設定されなかったので親の仇のように飲んだのですが。
(病状によっては1日あたり500mlまで、など上限があります。)

水分を摂取すれば当然、排出量も増えるのも物事の道理で、
同室の方と「俺は3500Lだ。僕は4000Lです。」と
競い合っていたらば5000L以上を叩き出した時点で、
病院側からストップをかけられました。
諸々の物が薄まりすぎてあまり意味がないそうです。
要するに、水飲んで水出しているという感じ。

・・・あと逐一、器械が量を計測していたのですが、
5000L以上はその計量器が故障するそうです。
うーん、そんな大事なこと言わなかったではありませんか。
人間が秘めた可能性は無限大なのだぜよ。


そんなわけで現在は1日あたり500ml×4本分=2L×1本で安定。
何事もほどほどが丁度良いというお話。


最後にこの1Lのアルカリ天然水。
セブン&アイのマークが入っているので、
セブンイレブンならばどこの店でも売っていると思いきや。
僕が行きやすいセブンでは売っていないのです!
なぜ!直営店のはずなのに!


入院前はペットボトル症候群で
ジュースを日常的に飲んでいた僕ですが、
今では食事と食事の間は9.8割は水だけです。
その他は数日に一度、朝方に紅茶を飲むか、
夕食時にお茶を飲む程度。

別に不満は無いですよ。
だからこそ、たまの紅茶の香も一際味わい深くなります。

うーん・・・(紅茶の香を楽しみながら)、

Nespresso, What else? (←それはコーヒーでしょ。)
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