初め2007年01月01日 21時30分18秒

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

今年も我が家のお節食卓。
東北らしく「ずんだ餅」ですよ。

今日は朝6時半頃、ごく近所の賀茂神社に参拝に行き、
その直近で地平線から上る太陽を拝み、
それでいいやと帰って家族全員昼の12時まで眠りました。
いやー寝正月です。

そこから今年初の食事お節料理。
食後は年賀状書きが残っている両親を残して、
休む間もなく私は今年の劇場初め。
もちろんラブリー仙台フォーラムで、
ハートウォーミングなコメディ映画「リトル・ミス・サンシャイン」を鑑賞。

流石、店が開いていない正月・映画の日。
TVもつまらないし映画でも観に行くかと考えたかどうか。
仙台フォーラムには珍しい満員御礼。
珍しく上映中に沸きあがる笑い。
良い映画スタートじゃ!


ところで、初夢はいつ見る夢を言うのでしたっけ。
今日の昼寝で夢見てしまったのですけど。
それでいいなら去年に続いてまた凄いユメよ?

私はホグワーツみたいな魔法学校に在籍していて、
曽我町子みたいな校長先生がいて、
世界を侵食する闇を止めるため私と親友(男)と
黒髪と金髪の女の子2人とともに
学校を抜け出すんだから。

どこのポッターじゃ。
ちなみに去年はブレードランナーみたいな近未来管理社会でした。
まあ正月三日間は様子を見ましょうか。
これ以上トんでる夢もみないでしょうけどね。


明日はなんと仕事です。朝の8時半から。
ああ、短い正月休みでした。
初売りの車で混んでいないことを祈りつつもう寝ます。

夢の暴走2007年01月02日 11時52分42秒

今日は仕事始めでした。8:30~17:00まで仕事。
そして明日は16:30~25:00まで仕事、
そしてそして明後日は会社に宿泊。
どうですよ、このスケジュール。

しかも今日はかなり忙しかった上に
リズムが狂って若干鼻水が怪しい状態。
鼻をチーンとカムと微妙に鼻血が滲む状態。
こりゃ鼻の粘膜が弱っているとき。
風邪の兆候が見られますイヤーン。

上記のスケジュールに加えて折角有休とって
小旅行に行くというのにこれではいけません。
さっそくビタミンCを補給しまくって(←「しまくり」はそれほど意味がない。)
大蒜食べて風邪薬飲んで寝ます。


ところで、昨日見た夢は初夢のようなのですが、
昼寝で見たのでどうも納得いきません。
と思っていたら夜にもしっかり夢見ました。

~私は何故かどこかの国の軍人で
「特攻野郎Aチーム」のような特殊部隊に配属されて、
ジャン・レノ似の部隊長とキーファー・サザーランドみたいなメカマン、
それと拳法使いのケンシロウがいました。

で、さらに何故か私はサンドラ・ブロックなのです~。
去年も女性になっていた気が。


幾らなんでも暴走しすぎではなかろうか?
最後の3日はこれ以上の夢を見るのでしょうか?

奔流する夢2007年01月05日 22時29分51秒

なんとか体調も持ち直したようで、宿泊勤務も無事乗り越え。
明日はちょいとばかり一泊小旅行に行ってまいります。
ちなみに3日目の夢は見たと思いますが忘れました。

そんな新年のボケボケもそろそろ喝を入れつつ、
わが活力の映画の話に戻りましょう。
奇しくも夢の流れで。

昨年末に鑑賞のアニメ映画「パプリカ」。
原作:筒井康隆、監督:今敏、マッドハウス制作。
も一つ言うなら音楽:平沢進。

他人の夢に入り込むことが可能な精神治療装置「DCミニ」が
何物かにより盗まれる。以来、それによる精神異常と見られる
患者が続出し、研究に関わったセラピスト:千葉敦子が捜査に乗り出す。
彼女は他人の夢を共に体験して精神治療を行う、
「パプリカ」というもう一つの顔を持っていた。


夢の奔流と言った言葉が浮んでくる作品です。
膨大な量の色彩とトリップ感の強い音楽にただ身を任せるしかない、
といった鑑賞で、セラピストの言葉に身を委ねて
スピリチュアルの海を漂うとはこのような感覚でしょうか。

ってなんでしょうな。言っていてわけが分かりません(笑)。
多分、それがイマジネーションの刺激というものではないかと。

圧倒的な情報量がスクリーンの向こうから迫ってくるため、
その監督の真意やら何やらを解いていこうとすると、
激流に正面からぶつかるような体力を要する気がします。
思考で冷静に見ようとすると視覚がそれに勝ります。

そんな世界をパプリカが軽やかに走り宙を舞う。
飛翔する少女は彼女に限らず魅力的なものですが、
私が一番好きなシーンは敦子が走り、パプリカへと変わる、
あの段階的な変身プロセス(?)です。
変身直前に走りだすヒーローはたまらなくかっこいいです。
クラーク・ケントが走りながらYシャツを脱ぎスーパーマンへと、
ヒーロー達は一度は走るものです。

そう言えば私が夢の中で走るときは何故か足が鉛のように重く、
亀の如く鈍足になります。パプリカのように颯爽と走りたいものです。
PCの前でこの文章を打っていると、何故、
敦子=パプリカなのかがなんとなく分かる気がします。

現代人の誰の中にもパプリカが潜み、チャンスがあれば
飛び出さんとしているような気がします。
「夢は科学に犯されぬ最後の領域」そんな言葉が残ります。
鑑賞後の台風一過の後のような爽快感は
その辺りからくるのではないかと思います。
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